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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■食いすぎたのは、あなたのせいよ/『コメットさん』(横山光輝)ほか
疲れ果てて今日は寝たり起きたり。

 朝のテレビ番組も見られたのは『コメットさん』だけ。ちょっと前からエンディングが変わってるのはテコ入れかな?
 もともとコメットさんがバトントワラーとなって踊るという、古くは『オバQ音頭』以来の(ホントに古いな)、「みんなもアニメのキャラと踊ろう!」パターンの一つなんだが、多分、一緒に踊ってくれるお子様達が少なかったのであろう。画面を半分割して実写のお子様たちやトワラーのおねいさん達が踊ってる様子を映し出しているのである。
 でも最近はこのパターン、「踊るコナン」のパラパラもそうだったが、まさしく「笛吹けど踊らず」ってことになってること多いように思う。全国的に流行ったのって、『アラレ音頭』あたりが最後じゃないのか。ちなみに私が盆踊りで踊った記憶があるのは『大ちゃん音頭』(いなかっぺ大将)だ。
 視聴率的には確かに振るってないみたいだ。
 『ニュータイプ』を見ると、ライバルと言ってもいい同じ魔女っ子ものの『も〜っと!おジャ魔女どれみ』の4月の視聴率が、12.8、11.9、11.3、11.1%と推移しているのに対し、『コメットさん』は、4.0、2.8、3.6、3.2%。とても太刀打ちできる数字じゃない。
 今時あんなに素直な女の子が主役のアニメってないから、出来るだけ長いこと続いてほしいんだが。なんだか昔『鉄腕アトム』と『Dr.スランプ アラレちゃん』が裏でぶつかりあって、圧倒的に『アラレちゃん』が勝ったときにも、「いい子の『アトム』が悪い子の『アラレちゃん』に負けた」みたいな批評があった。単純ないい子悪い子の比較もどうかと思うけど、『コメットさん』に子供が感情移入するにはちょっとおとなしすぎる印象はあるのだ。前田亜季の声もオヤジは萌えられようが(^^)、子供にとって魅力的かと言うとどうもね。
 その昔、九重佑三子のコメットさんも結構ドジってて、そこが子供の感情移入しやすいところだったんだが、今度のコメットさん、ソツがなさ過ぎるのである。
 横山光輝の『作家生活45周年記念出版まんが集』に、マンガ版の『コメットさん』が34年ぶりに初単行本化されてるのだが、結構グラマーで見たところ17、8歳、ちょっと小生意気で小悪魔的、カッコイイ男の子には惚れっぽくて、バトンをなくしちゃう定番ドジもあり、今のアニメ版と比べると、どっちかというとメテオちゃんのほうに近いイメージだ。
 うーん、長年横山マンガになじんできた身としてはやはりこの原作版コメットさんを見てみたかったなあ。
 でも目を皿のようにして見てみたけど、「原案・国際放映」とはあっても、「原作・横山光輝」の文字はなし。どうやらもともとテレビ企画のほうが先で、それに合わせて「原作」が描かれた関係らしいのだが、仮にも「原作」と銘打っている以上、著作権についてはマンガのほうにも何がしかの権利があるのではないだろうか。
 このままだと横山版が忘れられかねないようにも思うんだが、いいのかなあ、それで。


 マンガ、原作石ノ森章太郎・漫画MEIMU『キカイダー02』1・2巻読む。
 あ、やっぱり以前に出した『スペシャル・エディション』、続きを出さずに廉価版出しやがった。そういうのはコレクター相手に後で出すもんだよ、阿漕だぞ角川(昔からか)。
 元の漫画版より展開が早くて、もうハカイダーが登場している。うーん、顔がカエル(^_^;)。
 だからリアルにすりゃいいってもんでもないんだってば。
 ゴールデンバットがジローのプロトタイプ、ということで、ジローと同じ顔をしている、というのは面白いアイデアだけど、そうなると01=イチローとの設定の整合性はどうつけるつもりなのかな?
 今の感じだと、既に新キャラクターのヒナノはマサルというよりジャイアントデビルの秘密を持つアキラの役割のほうを持たされてるみたいだから、もしかしたらダーク→シャドウの展開も早いうちにされるのかも。
 でももとの漫画版とどこが違うって、デザインやストーリー展開もそうだが、キカイダーやほかのダークロボットに名前がないということだろう(設定上はあるんだろうけど)。

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07月01日(日)
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