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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■念の入った話/DVD『NHK少年ドラマシリーズ なぞの転校生T』ほか
今朝の体重は86.4キロ、昨日より200グラム増ではあるが、この辺はまだ誤差のうち、実質体重は現状維持と言ったところだろう。
ふと思ったが、もしかして、運動しているために筋肉が付いて重くなっているんじゃないのか?
動物の世界でもそうだが、鈍重なもののほうが実際にはエネルギー消費が少なく、長生きなのである。
たしか唐沢俊一さんもどこかで「動かないでただひたすら寝ているのが一番健康」と(疑問符付きで)書いてたが、人に会わなくてもものさびしくない人にとってはその通りかも知れない。
DVD『NHK少年ドラマシリーズ なぞの転校生T』見る。
リアルタイムで見ていた1975年、色気づいていた中学一年生であった(つまりこのドラマの主人公たちとほぼ同年代)私の目当ては、ヒロインの香川みどりを演じていた伊豆田依子であり、大谷先生役の岡田可愛であった。
SFマインドもセンス・オブ・ワンダーもなかったのである。
中年になった今のほうが、よっぽどドラマとしてのこの作品の価値が見えているのかもしれない。
主演は、『超人バロム・1』の白鳥健太郎と『田園に死す』の少年時代の寺山修司という両極端な代表作を持つ高野浩幸。
そして「次元ジプシー」という、結構いろんな人が書いていそうで意外に例の少ない設定の、タイトルロールの転校生を演じるのが星野利晴。この人はあと『幕末未来人』に出演してたことしか私は知らない。
もちろん、二人とも演技は大根である。でも何とも言えない新鮮さがあるんだよなあ。
1972年のオイルショック以来、高度経済成長は終わったのだと誰もが実感していた時代だった。ただのオカルトであるノストラダムスの大予言が、公害による環境破壊を予知していたのだと、信憑性を持って受け入れられていた時代だった。
そういう時代だったからこそ、次元ジプシーたちの核戦争に対する恐怖を、星野利晴は明らかに「本気で」演じていたのだ。「ジェット機の爆音に怯える子」というモチーフは小松左京の短編にもある。しかしあれは太平洋戦争中からタイムスリップしてきた子という設定だった。ノスタルジックでセンチメンタルではあっても、現代における切実感をもって迫ってくるものはなかった。
しかし、「核戦争は必ず起こる」という転校生のセリフは、あのころの私たちは「そんなバカな」と否定できるものではなかったのだ。
1970年代というのは、戦後の日本人が、戦争の恐怖を実感的に演じることのできた最後の時代ではないかという気がする。今や我々はSFという意匠をもってしても、そういう「切実感」を表現できなくなってしまった。
DVDで見返しながら、原作も読んでみたくなって、文庫本をひっくり返してみたが、驚いたのは解説をしているのが手塚治虫である。結構雑な文で、ヨイショ記事にしかなってないし、本作のモチーフについて、「『ダンウィッチの怪』(映画化されて『呪われた村』という邦題で封切られた)」と説明しているのは、「ジョン・ウィンダム原作『ミドウィッジの怪』(邦訳されて『呪われた村』、更に映画化されて邦題は『光る眼』)」の間違いだろう。『ダンウィッチの怪』はH.P.ラブクラフトのクトゥルーものである。でも、同じ関西系の付き合いで、『漫画少年』投稿時代から手塚氏と眉村氏に投稿仲間として親交があった.というのは意外だった。
先週から劇団の練習に参加しているので、朝、テレビがまともに見られない。『アギト』と『どれみ』はなんとか見られたが、『デジモン』と『コメット』はビデオに録画するしかない。しかし丁度空いているテープがないので諦める。来週からはビデオに仕掛けて出かけることにしようかなあ。
今日は比較的メンバーが集まる。
よしひと嬢、鴉丸嬢、桜雅嬢、穂希嬢、しげに私である。
ようやくよしひと嬢に、東京土産の『ラ・ハッスルきのこショー』のパンフレットを渡せたが、実はホワイトデーのお返しはまだしていないのである。いいのが見つからなくってねえ。ごめんなさい。
桜雅嬢はバイトで午後からの参加だというので、来るまでの間、散々、噂話のサカナにする。
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05月20日(日)
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