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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■帰り道涙道/映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』ほか
わははい、給料が出たぞ♪
ということで、映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』を見に行くことにする。
何となく上司が「残業お願いできませんか?」と言ってたような気もするが、恐らく空耳か幻聴であろう(^^)。
帰宅して時間を調べてみると、2時20分の回に間に合うためには1時25分のバスに乗るしかない。時計は1時15分。
なのに女房は、予め出かける準備をしておくように言っておいたのに、布団の中で「ぐごお、ずびび、ふんがらべっちゃびー」と、寝ていたのである(毎回いろんなイビキを聞かせてくれるなあ)。
女房のケツをひっぱたいてバスに乗り込む。道中、女房と「間にあうか、間にあわないか」で言い合い。「地下鉄に乗り遅れなければ間に合う」と繰り返して説明してやってるのに、女房はまるで信用しようとしない。「遅れるよ、間にあわないよ」といつもながらの不安神経症ぶり。これさえなけりゃ、女房と出歩くの苦痛じゃないんだけどなあ。
天神東宝には15分前に着く。
ところが公開初日だったせいか、既にチケットは完売。……凄いなあ。去年もたしか初日に見に行ったけど、座れないほどじゃなかったのに。『クレしん』人気、未だ衰えずという感じでうれしい。
仕方なく4時20分の回を見ることにして、時間つぶしをする。
天神東宝に来たらハイテク回転寿司を食う習慣になりつつあるが、今日はあまりいいネタがなく、女房、やや不満足な面持ち。
「中とろが今イチ」なんて贅沢なことを言いやがる。ああ、でも寿司となるとなんでもうまく食えてしまう私のほうが、実は女房よりずっと小市民なのかも。いや、別に自分が貴族だなんて思ってないけどさ。
ベスト電器で予約しておいたDVDを買う。今月は旅行もあるので控えたつもりだったが、それでも一万五千円。福家書店に回って、マンガその他を買ってやっぱり数千円。……この辺で打ち止めにしておかないとなあ。
4時台の回も下手をしたら座れぬかもしれないので、1時間前に並ぶ。
それでも既に列には親子連れが二十組ほど並んでいる。でも躾が結構いい子が多いのか、走り回ったりする子はいない。
待ってる間に今買った本を読もうと思って、六道神士の『市立戦隊ダイテンジン』を読み始めたら、これがなんとエロマンガ。そうかあ、六道さん、そっち方面から出てたヒトだったのね。『エクセル・サーガ』だけじゃよくわかんなかった。
お子様がウッカリ覗いちゃ教育上悪いかと思って(抱っこされてて上から覗き込もうとすればそれができる子もいたし)、ほかのマンガと取り換えたが、女房は私が袋にもどした『ダイテンジン』を平気で読みだしやがった。
「だって覗くほうが悪いし」
そりゃそうだけどねえ。
待ってる間に、日渡早紀『未来のうてな』4巻(完結)、野間美由紀『パズルゲーム☆はいすくーる』33巻、読み切る。
『うてな』はまあ、無難な終わり方。
いじめの問題はきれいごとで片付けられることではないから、このマンガのようにハッピーエンドになっちゃうというのは、理想的過ぎるという批判も有り得よう。
かといってリアルに描いて希望のない終わり方をしたいかどうかは、その作家の姿勢の問題である。何となく駆け足でコトが片付いてしまった印象はなきにしもあらずであるが、短い巻数での完結の理由は、人気がなかったというより、作者が陰惨ないじめを描く前にやめたくなったのではないか。
早いとこ主人公を幸せにしてあげたかったんだろうなあ。おかげで作品的には『ぼく地球』ほどに濃くはならなかったけど。
『はいすくーる』、久々の高校生編。……今までずっとアダルト編が続いていたから、なんだか新鮮で初々しい印象。既に十年以上続いているから、香月が「おっはー」なんて言ったりするわきゃないんだが、まあそこはご愛嬌。
トリックはたいしたことないけど、陰惨な殺人は出て来ないし、肩が凝らずに読める点ではちょうどいいミステリ。本来ミステリは暇つぶしのためのものだしね。
さて、映画本編の感想であるが、これはもう個人的には今までのベスト作品、『ヘンダーランドの冒険』を凌いだ。
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04月21日(土)
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