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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ゴミ箱はティッシュの山……鼻水で/『2001年映画の旅』(小林信彦)
ホームページのための原稿をシコシコと書く。
自己紹介みたいなものを書いているのだが、何分商売を明かせないので、どうしても隔靴掻痒の文章になってしまう。
でもどこの日記を覗いても、プロの作家さん以外には名前明かしてる人いないしなあ。やはりイタズラやイヤガラセを怖がっているのだろうな。
仕方なく好きな映画や本のベストテンなんかを作ったりして、少しは私の人となりが解るようにしてみる。
このあたりはまだ楽な方なのだ。好きな映画や本について資料を集め始めたら、多分この程度ではすまない。土日は殆ど原稿書きでつぶれることになるであろう。
……自殺行為だな。
ほかの人たちがどんな日記を書いているのか参考に、といくつかのホームページなどを適当に覗いてみる。音楽の流れてくる日記あり、タグ使いまくって色鮮やかなページあり、バラエティーに富んでることよ。まだまだ「見せ所」の少ない日記だなあ、と反省。
小林信彦『2001年映画の旅』読む。
どうせ文庫になると分っていてなぜ単行本で買うか。昔ほど熱心に小林信彦を追いかけているわけではないが、映画についてのエッセイと聞くとつい手元に置きたくなっちゃうのよ。
作者の選ぶ洋邦画ベスト100、十年前ならいざ知らず、今ではたいていのものがレンタルか衛星放送で見られるのだ。映画ファンたるもの「あ、その映画見てなくて」は即、勉強不足の烙印を押されてしまいかねない。いい時代になったのか悪い時代になったのか。……で、数えてみたら洋画で20本と少し、邦画は40本ほどしか見ていない。勉強不足だなあ。
でも『マダムと女房』(日本最初のトーキー映画)なんて、レンタル屋にだって置いちゃいねえぞ。どうやったら見られるんだよう。
――――――――――――――――――――――――――
女房、今日から仕事で、夕方から出かける。何かドジをしないかとヒヤヒヤものだが既に小娘ではないのだから、妙な口出しはすまいと、とっとこ送り出す。
「帰って来る時、ポストに新聞溜まってるだろうから、取ってきて」
「うん、わかった」
と言って出て行ったのに、ものの数分もたたぬうちに女房、帰って来る。
「どうした?」
「自転車の鍵忘れた」
「ついでに新聞取ってきてくれりゃいいのに」
「あ、忘れた」
再び出かけるが、仕事から帰って来たときにはもう忘れているだろうなあ、と考えていたら、今度は携帯から電話。
「またどうした」
「メニューとハンガー持って行くの忘れた。取りに帰るから」
仕方なく、ブツを用意して玄関先で待つ。玄関は寒いぞ。風邪引いてるっちゅうのに病人をこき使うなよ。
「ただいまっ」
「……新聞は?」
「あっ、忘れたっ。か、帰ってきたときに持ってあがるから」
さすがに二度忘れたら、三度目はちゃんと憶えているに違いないと思われるでしょう。いえいえ、ウチの女房を甘く見てはいけません。
やがて玄関のインタフォンがピンポンとなる。
「はい?」
「……新聞、取ってこなくちゃダメ?」
「だめ」
ああ、ホントに退屈しねえやつ。
休日前の夜は結構夜更かししてしまうものだが、疲れて寝る。ここしばらく何かに憑かれたように書き込んできたが、これくらいの分量の方が読みにくくなくていいかな。ご意見ある方、お待ちしています。
02月17日(土)
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