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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■文化はやはり相対的なもの/『NOVEL21 少年の時間』ほか
 朝、4時に目が覚める。
 早寝したら早寝したで、熟睡できずに目覚めちゃうというのは、私のカラダ、どうなっちゃってるんだ。
 居間を覗くと、女房がまたぞろパソコンの前でパコパコやっている。ホームページの改装、新企画を練っているもののよう。私もいろいろ企画協力したいのだが、ホトボリが覚めるまでは無理だしなあ。で、そのホトボリがいつごろ覚めるかは皆目見当がつかないのである。
 女房、自分の文章がぶっきらぼうではないかと気にしている。もともとの性格がぶっきらぼうなんだから仕方ないと思うんだが。

 日航機のニアミス事故も有明海のノリ不足も、我関せずでのほほんと毎日を過ごしているが、「ホーカ」シリーズをポール・アンダースンと共著していたSF作家、ゴードン・R・ディクスンの死亡記事が朝日新聞だけ異常に遅れて報道されたのには憤りを感じている(オタクだなあ)。今朝の新聞でやっと報道ってなんなんだ。読売は3日の夕刊で報道してたぞ。
 (ついでに言えば、朝日の『ののちゃん』、町内会長のナベツネが「ワンマンマンはワシがアレに似てるのではなく、アレがワシに似とるんじゃ」と言い訳してたが、つまりホンモノのナベツネとも他人の空似と言いたいわけだな(^o^)。あのヒトもそれで納得して訴えないでくれりゃいいがなあ)

 『地球人のお荷物』を読んだのはもう20年以上前、高校の文芸部の読書会で先輩が課題に出したのが初見だった。もうひと昔前だと、『共産党宣言』あたり読まされていたかも知れず、更に時代が下ると「あかほりさとる」ばかり読まされていたかも知れず、つくづくSFの時代に生まれついたことを神に感謝したい。
 何しろ「課題」で無理矢理読まされた本がメチャクチャ面白い、なんて稀有のことだったのだ。テディペアそっくりの宇宙人、ホーカたち(『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』の「イウォーク」あたりを想像してみて下さい)は、大の地球マニア。地球人のマネをすることが最高の文化、と信じて疑わない。しかしかわいいくまちゃんたちに星をあげてB級西部劇ゴッコされてもねえ……地球人たちは自らの恥部をマネされているようで、頭を抱えてしまうのであるが、ホーカたちの趣味は次から次へと移っていき……。
 気づいた人は気づくだろうが、竹本泉の『ねこめ〜わく』、完璧にこの「ホーカ」のマネである。いや、そればかりでなく、この宇宙人が地球人のマネをする(ことで地球の文化そのものをからかう)やり方、小説・ドラマ・映画に多大な影響を与えている。
 女房愛するところのダン・エイクロイドの『花嫁はエイリアン』には、地球人の映画のマネをして、キム・ベイシンガー扮する宇宙人が、ダンに、軽いキスからディープなキスまで、ありとあらゆるキスをするシーンがあるし、果ては地球最高の文化はジミー・デュランテという(この人の映画、クリップでしか見たことないんだよなあ)……(^_^;)。
 「スター・トレック」オリジナルシリーズにも宇宙人がシカゴギャングになるエピソードがあるとか(情報元・エロの冒険者様。多謝)。カーク船長も眉根をあげて困ったことであろう。
 他にも似たようなネタはたくさんあったような気はするがパッと思い出せん。すごく有名なやつを忘れてる気もするけどな。この日記読んでる人で、「アレがあるじゃん!」と思った人、メールでもホームページの掲示板でもいいから教えてくださいな。

 デュアル文庫『NOVEL21 少年の時間』、最初の二編だけ読む。
 上遠野浩平『鉄仮面をめぐる論議』、これも「虚空牙」シリーズの一編、というよりついに……。いや、これを書くとネタバラシになるな。別の角度から書くことにしよう。

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02月06日(火)
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