ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491777hit]

■日曜の夜は出たくないのに/『トガリ』(夏目義徳)1巻ほか
 夕べは帰るなり三人とも泥のように眠っていたので、朝方『仮面ライダークウガ』の最終回を見逃した。でも私は『ウルトラ』ファンの世代ではあっても『仮面ライダー』世代ではないし、ましてや今回の新作はビデオ画像で今イチ乗り切れなかったので、「ま、いっか」。
 次回作の「アギト」、製作発表がスポーツ誌に載っていたが、隣の水着のね〜ちゃんの記事の方がバカでかかった。……面白くなるのかなあ。

 昨日録画しておいた『幻のペンフレンド2001』第3回見る。まだテキの本郷令子は出てこない。
 ふとこのテレビ化の機会に原作を読み返してみようと、本棚を探してみたが無い。ハッと思い出した。眉村卓作品は高校のころ、読んだあと母校の図書館に寄付していたのだ。し、しまった、もう文庫では手に入らないかも。どこかの文庫で改めて帯付きで再版してくれないだろうか。

 昨日買ったマンガをまとめて読む。
 夏目義徳『トガリ』1巻、表紙の印象で買ってみたが、これが意外と拾いもの。前半こそまだコマ割りがぎこちないが、後半どんどんテンションが上がる。現世の「咎」を狩るため、地獄の殺人鬼を復活させる、というのは定番の設定としても、主役が決して人間を殺せない、とシバリを掛けたのはなかなかの工夫。
 高橋留美子『犬夜叉』19巻、アニメ化こそされたが、話の展開はもう煮詰まっている。こういう妖怪退治もの、『鬼太郎』のように現代のフォークロアとして描くならともかく、ただの対決ものにしちゃうと、スポコンと大して変わらない。『どろろ』みたいに最初から48匹と限定してりゃいいんだけど、結局、敵をどんどん強くしていくしかなくなるのだ。そろそろ潮時だぞ。
 藤田和日郎『からくりサーカス』16巻、しろがねってエレオノールって名前だったのか。これも話のテンションは第一部で終わっちゃってるんで、今はもう謎解きばっかりやってて、一向に盛り上がらない。だから新たな敵ばかり増やしたって、意味ないんだってば。
 トーベ&ラルス・ヤンソン『ムーミン・コミックスN:7 まいごの火星人』、最初のアニメシリーズで、署長さんは髭を生やしたミムラの一族だったのに、原作ではヘムルだった。なぜだろうと思っていたら、マンガ版で署長さんの部下に髭ミムラがいたのだ。多分アニメではヘムレンさんとの差別化を図るために、こちらのキャラクターを署長に「昇格」させたのだな。30年目の発見(^o^)。

 10時になると同時に、『ラ・テラス』のチケットの電話先行予約を申し込む。「ピクニック」の会員になっていれば、更に先行予約もできるんだろうが、そうなると舞台を最前列で見たくなり、結果的に毎回1万円以上も使うことになる。S席避けてA席でも比較的前の方ならSと大して差はない。まあこのへんが無難なところか。

 AIQのロデムさんから電話。今日のお誘い、丁重に断る。ベイサイドプレイスで毛皮ショーということだったが、仮に行っていても冷やかしになっちゃうから、かえって迷惑だったかもしれない。
 実は以前も知り合いの女の子に誘われて毛皮ショーに行き、何も買わずに帰ってきたことがある。何だかシティボーイズの「毛皮男たち」のネタみたいだな(^_^;)。

 友人のこうたろうくんから、劇団へのカンパが届く。
 昔の私だったら、意地を張って断っちゃうところだが、今は素直にありがたい。何しろこの意地っ張り、つまりは誰の世話にもなりたくないという下らんプライドのために、私は大学の卒論提出の日に風邪引いて寝こんでいながら、友人の誰にも助けを求めず、一年を棒に振ったことがあるのだ。
 そのあと、こうたろうくんに「なんで言わなかったんだよ!」と本気で怒られた。反省することの少ない私だが、そのときばかりは後悔した。自分のバカさ加減を恥ずかしく思ったのも初めてだったかもしれない。
 ……と反省したフリしてながら、実は未だに自分のバカが治ったとも思えない点が申し訳ない(^_^;)。
 女房も「これで当日の昼の弁当が買える!」とイジマシイこと言いながら感謝してましたので、劇団一同を代表してお礼を申し上げます。
 ありがとう、こうたろうくん。
 

[5]続きを読む

01月21日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る