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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■雪が溶けて川になって流れていきます/『これから』(夏目房之介)ほか
タイトルの雪ネタはこれで終わり。
読書補遺。
マンガ、安田弘之『ショムニ』(文庫)全3巻、実は江角マキコ主演のテレビ番組の方は殆ど見ていない。高橋由美子の「未来が見えます!」とか言ってたか、キレた演技は記憶のスミに残ってるが。
こういう組織の中の「ハミダシ者」ネタは映画『独立愚連隊』から『パトレイバー』に至るまで、エンタテインメントのツボを抑えた設定なので、ある程度は必ず面白くなる。
問題はその組織に集うキャラクターをどこまで個性的にできるかということだ。が、3巻Part2に至って、その方向への展開を作者は放棄してしまったようだ。それはそれで定型に収まりたくない作者の自由だから構わんのだが、定型の中でどこまで楽しませてくれるか期待していた向きにはこの完結のし方は不満だろう。
でもカナさんはやっぱりいいな。「眼で魅いて、胸でつかんで尻にしく、身の程知らずの虫はおあづけ」女はこうでなくちゃな。テレビじゃ櫻井淳子が演じてたって?(・・;)
マンガ、高橋留美子『うる星やつら・おみくじこわい』、単行本持ってるけど作者のインタビューが載ってるので買い直し。しかし高橋さんも老けた。私より年上だから当たり前だけど。
世間がガンダムだナウシカだと言ってた頃、一番ハマってたのが『うる星』だった、というのはやっぱり、私が根っからギャグ者だったってことなんだろうな。
山を越えたらまだ雪が残っている。ある程度積もっていればそれなりの風情もあるが、地面のデコボコや植木のスキマにかろうじて残っている白茶けた氷の固まりは既にただのゴミである。職場の若い衆が庭を掃いている様子を見ていると、何となく寂寥感を覚える。
みんなから昨日はどうやって職場に来たのかと聞かれるので、「歩いてきた」と答えると驚かれる。でも車も通れず自転車も滑って転倒しかねんとなれば、歩く以外に方法はないがな。もっとも歩いていても何度か滑ってコケかけたが。
なんだか今日はやたらと若い子から変な質問を受ける。
「(自分が)汚い人間だって自覚ありますか?」
どういう脈絡だったかは忘れたが、世間話の中でこんな風に聞かれた。身もフタもねえ質問してきやがると思いつつもさらりと「あるよ」と言うとまた驚かれる。
「俺がこの仕事ついてるのは合法的に詐欺ができるからだよ」と言うと笑われちまった。まあ、私の仕事を知っていれば、納得して首肯される方もあろう。もともとこの世の職業の殆どが法律下で保護された詐欺みたいなもんだと思うが。
「ウチに遊びに行っていいですか?」と聞かれたので「いいよ」と言うとまたまた驚かれる。だからなんでそういちいち驚く? 遊びに来るというよりは女房を見てみたいらしい。こないだいいトシしてトラの帽子被ってることも話ししたりしたからなあ。動物園の動物を見てみたい感覚なのであろう。
職場でまた変な噂が流れた。私が女性二人をはべらして博多駅で豪遊していたと言うのである。ハンナ・バーベラのケンケンのトレーナーを着ていたというから、私に間違いないのだが(^_^;)、「女性二人をはべらして」って誰と誰だ。そんないい目にあった覚えはないぞ。大体「ケンケン」着て女誘うやつがいるのか。……オタクにはいるか。
多分、こないだ『独立』を見に行ったとき女房とよしひと嬢が一緒だったからその様子を誰かに見られたんだろうが、既に大分噂に「尾鰭」がついている。そのうち背鰭に胸鰭、コバンザメまでついてくることであろう。次にどんな噂になってるか、楽しみだ(^o^)。
ビートたけし『初級人間学講座@ 時事問題講義 偽善の爆発』、仕事の合間に読む。ビートたけしのこの手の「時事放談」は居酒屋のおっちゃんのクダマキをそのまま文章化したようなものだから、ギャグとしてはレベルが低い(レベルが高いと弾圧受けるからね)が、それをとやかく言っても仕方がない。むしろたけしの「処世術」に感心してしまう。
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01月17日(水)
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