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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■『イッセー尾形のつくり方2006in博多』ワークショップ」九日目/発表会本番!
 そして4番の家族である我々は……。

 みんな、対応が違う。
 それがよかったのか悪かったのか。

 1回めの公演が終了して、わずか30分の合間にホールの隅で森田さんのダメ出しが始まる。
 心臓がまだ早鐘のように鳴っていて、落ち着かない。
 椅子に座る時、手もたれに思い切り尻をぶつけた。隣にいた高校生の女の子に笑われた。
 正直、森田さんがどんなことを喋っていたのか、あまり耳には入っていない。
 「セリフが重なりすぎていて、間が悪かった」とは言われた。もちろん、セリフを途中でやめるのがもっといけないのは散々言われてきているので、それだけはしなかった結果である。ベターではあったが、もう少しベストに近づけろ、ということだろう。
 段取りの段階では立つつもりはなかったのに、思わず立ってしまったことについては、何も言われなかった。

 よかったのか悪かったのか。


(翌日に続く)

11月17日(金)
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