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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■多分今日は死にかけていた/映画『千年女優』/『ロード・トゥ・パーディション』
柳生烈堂(十兵衛の弟だ)が実在人物だったように、ジョン・ルーニーも実在のギャング。虚実ない交ぜのドラマに仕立ててるあたりもそっくりなんだけれど、最後の最後、『子連れ狼』では柳生烈堂を倒したのは……だったんだけれど、そこはちょっと変えてあった。まあ、エセヒューマニズムの国、アメリカならではの結末ではある。けれどそうしなきゃならないということもわかるし、特にラストのマイケル・ジュニアのセリフは、『子連れ狼』の大五郎にも言わせたいようないいセリフだった(もちょっとオトナにならないとムリだけど)ので許す。
まあ、トム・ハンクスがギャングに見えるかどうか心配してたけどそう悪くはなかったし(こないだの『インソムニア』でアル・パチーノが警官に見えなかったのとは好対照)、ジュード・ロウのイカレた暗殺者ぶりはなかなかのものだったので、充分満足。『子連れ狼』ファンには必見でしょう(^o^)。
帰宅途中の車の中で、しげが突然とんでもないことを言い出す。
「眠い。マジで眠い」
「……いきなりなんだよ、そんなに寝てないのか?」
「今朝まで仕事だったし昨日の昼も寝てないし」
「寝とけよ!」
「寝つけなかったんだもん。……このままだと運転しながら寝ちゃうから、なんか喋りかけて」
「なにかって……いきなり言われても、話すネタないよ!」
「……一緒に死ぬ?」
「あ、そう言えば、今度なんの映画に行こっか、『リング』はまず怖くても見に行くやろ、『ピーターパン2』はお前興味なかったんだよなあ、てっきり『フック』も見に行ったし、見たがると思ってたんだけどなあ、今度のはちょうど『1』と『フック』の間の物語ってことになるのかな、ウェンディの娘が主人公なんだろ? 確か『フック』はウェンディの孫かひ孫が主人公だったからなあ、でも、ピーターパンがオトナになったらロビン・ウィリアムスってのはなんだかウソだよなあ、『マイノリティリポート』はどうする? 原作読んだからもういい? 『恋に唄えば』は絶対はずせないしなあ、ああいうバカ映画でミュージカルでってのは押さえとかないとなあ。けど、最近、竹中直人映画に出過ぎだよなあ、実際は演技に幅のない人なんだからイロモノで使い過ぎると飽きられちゃいそうなんだけどなあ、あ、『TRICK』はオレ、行くよ、お前が行かなくてもね、『ケイゾク』のスタッフで作ってるんだけど、相変わらずバカだよー、アレ。まあ、渡部篤郎は出ないけど、毎回、宗教の教祖のインチキ暴くんだよ、巨根の阿倍寛と貧乳の仲間由紀恵のコンビがね、で今回の教祖役って野際陽子なんだよ、似合ってるよなあ、教祖役が……って寝るなあ!」
……マジで時々車線を越えそうでした。生きて帰れたのは奇跡です。『地獄への道』見てきたあとに地獄へホントにイッちゃったらシャレにならんがな。それとも我々二人だと『地獄珍道中』か?
しげも帰ってすぐ寝たけど、私も倒れて寝ました。とりあえず『ガンダムSEED』と『キングゲイナー』は録画仕掛けたけど、いつ見返せるかわかりません……(-_-;)
10月19日(土)
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