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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■オタクアミーゴス in 九州 2001
 しかし、ミスはミスでも、こんな低レベルな(と言って表現が悪けりゃ、基本的な)ミスは、普通、起こりえることではないのだ。恥ずかしくて、「ウチにはブタカンいません」なんて言えやしない(言ってるけど)。
 公演中に、しかも舞台上で岡田さんにこんなセリフを言わせた時点で、私個人の意識の中では、この公演、完全な失敗である。

 あ、日記タイトルページの「無事終了しました」ってのの「無事」ってのは、「コトナカレ」と読みます。

 このとき、ロビーではもうひとつ問題が発生していたらしい。
 しげと何人かのAIQのスタッフがそこにはいたらしいのだが、閉幕と同時に出て行くお客さんを裁くために、ドアについてた方がいいんじゃないかと動き出したと言うのだ。
 受付の売り上げ放っといて。
 しげが慌てて、売り上げを楽屋の方に移動させたものの、どこの世界に売り上げほったらかしてほかの仕事するアホウがいるのか。しげにとっさの機転が働いてなかったらどうなってたか。
 もっとも、しげもこのときドジをやらかして、サイン会のために用意しておいたマジックをうっかり一緒に片付けちゃって、あとで往生したんだけれども。

 しげは「AIQの指揮系統が全然分らない」と言ってたが、多分、そんなものはないのだ。まずもって、組織としての体をなしていないと批判されても仕方なかろう。

 お三方はホテルにお戻り、片付けも昨年よりぐっと短い時間ですむ。
 荷物の搬出をしながら、ZUBATさんに「ウチは段取り悪いですね。舞台監督はいないんですか」とボヤくと、「キッチリ決めても崩れちゃうんですよ。アバウトにやるのとたいして変わらないし」と言われる。
 一理あるとは思うが、さて、本当に以前はキッチリやっていたのだろうか。
 「舞台監督、有久さんにお願いすることになるかもしれませんよ」と言われるが、私もやれるものならやっている。多少の暗闇でも状況を判断しなければならない舞台監督の仕事は、視力が極端に悪い私には物理的に不可能なのだ。
 自分で自分が恨めしくなるのはこんなときだ。

 しげの体調、ますます悪くなる。
 ただでさえ寝不足、イライラに持ってきて、空気の悪いところでずっと緊張していたので、腹痛を起こしている。
 打ち上げまでやや時間があるので、天神中央公園でしばらく休む。この時間帯だともう真っ暗なので、家族連れもカップルも痴漢もいない。
 しげはすっかりしょげてブツブツ言っている。
 「段取り組みたいよ。そんなに動けないってわかってるけど、あんなんじゃ……」
 AIQの状況は判ったから、なんとかしようはあるだろう、としげをなだめる。

 打ち上げの飲み会、岡田さん、唐沢さんたちと喋るとついいらないことを言いそうなので、離れて座る。
 すき焼き鍋、モツ鍋は美味かったのだが、つい食用酒をそれと知らず飲んでしまい、酔っ払う。
 頭痛はしたが、キバラシにはそれもよいか。晴れてないけど。

 なんだか長々と批判めいたことを書いてしまったが、もちろん、このままで終わらせるつもりはない。
 来年はこんな失敗は起こらない、それをここに誓うために書いたことだ。別にエロさんの胃に穴をあけ、円形脱毛症に追いこむことが目的なのではない(^^)。
 それはAIQのみなさんも、きっと同じ気持ちであろう。

11月24日(土)
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