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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■2006年私的映画ベストテン2/『相棒 バベルの塔』
『ふたりはプリキュア』と『デジモン』の二本立てだったが、これがつまんない出来で、しげ。がすっかり立腹する。
ハシゴする予定が、すぐに帰宅。
それでもムーミンカフェの福袋を買ってくれたのだから感謝せねばならないかもしれないようなそうでもないような。
昼寝したあと、夜はもう出かけず。
漫然とテレビで『かくし芸大会』を久しぶりに見る。
チャっプリンやエノケンの未公開映画を発掘、という設定で、有象無象な芸人が下手糞にも程があるタップやら何やらを自慢げに披露している。
日本のバラエティもここまでひどくなってるとはね。
ドリフ以降、日本のコメディは確かに死んだのだと実感。
『相棒元日スペシャル/バベルの塔〜史上最悪のカウントダウン!爆破予告ホテルの罠』。
2時間半の長尺なので、今回はなかなか見応えがある。
いくつかのどんでん返しも定番で、充分予測はつくけれども、やはり水谷豊以下の役者陣の熱演で見せてくれる。
大みそか。右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、小野田(岸部一徳)に、衆議院議員の富永(冨家規政)のパーティーに強引に連れていかれる。
富永は都市化再開発計画の急進派で、脅迫や殺害予告などを受けていた。犯人は左翼過激派の梶(杉本哲太)らしく、小野田は右京らをボディーガードにと富永に紹介される。
富永も危険を感じており、元刑事の楓(大塚寧々)を雇っていた。
右京は楓の様子から富永との結婚が近いことを察知。楓の娘(佐々木麻緒)もうれしそうだと言うと、楓は照れながらも婚約を認める。
会場に楓の別れた夫、拓郎(遠藤章造)が現れる。プレゼントを持ってきたという拓郎を楓は追い返す。
ところが、楓の娘が会場から消えてしまう。
拓郎の仕業かと思われたが、誘拐犯から楓に富永殺害の指示が下された……。
ゲストでは、狙撃手役の寺島進がなかなか美味しい。ただ、アレも一つの手だけれど、やはり運に左右されている感がしてしまうので、徹頭徹尾、水谷豊の推理で結末をつけてほしかったという気もしてしまう。派手さはなくなるけどね。
ヒロインの大塚寧々も美しさが際立つが、素晴らしかったのが誘拐された娘役の天才少女・佐々木麻緒ちゃん。
声の出せない役を表情だけで見事に演じ切った。『ウルトラマンマックス』『火垂るの墓』以降、ちゃんとキャリアを積んでいることにホッとした。
01月01日(月)
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