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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■記録の魅力/『ロケットマン』6巻(加藤元浩)
 私ゃ拝金主義とまではいかないけど、やっぱお金はないよりあったほうがいいと素直に考えてる人間だけどさ、例えば一兆円積まれたって親兄弟や女房を売ったりゃしない程度の「良識」は持ってるつもりなのよ。だからまさに「たった一兆のために……なあ」と思うんだが、ポーズかなんだか知らないけど、「一兆もらえるなら親だって売りますよ」と平然と嘯くやつ、現実に結構な人数いるんだよね。ジョークのつもりかどうかしらんが、こういうセンスもねえ冗談こかれたって、ただの厚顔無恥にしか見えないってこと、気付かねえのか(-_-;)。
 大金持ちを夢見ることは悪いこっちゃないし、目の前に現実に「儲ける」手段があるならそれに乗っかったって全然構わないだろう。
 でも現実のものごとには、ほぼ100%、リスクが伴う。分不相応な欲をかいたところでロクな結果にはならない。投資が「経済」だった時代には、そういう「経験則」も「カン」も働いてたと思うんだが、今はもう、お金がどう動こうが、結局庶民は損するしかないシステムになっちゃってるんである。なんか憶だの兆だのってレベルでカネ動かしてる連中がもし側にいたら、横っ面を張り倒したくなるんだけど、そういう感覚持ってるってのも、もう少数派になっちゃってるのかなあ。

09月22日(月)
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