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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■こんにちは/映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』/『あひるの王子さま』6巻(森永あい)/『ななか6/17』12巻(八神健)
「……つまりそれは、部屋でなくしてたのを見つけたってことで、もともと自分のものなんだね?(それならそう言えよ)」
( )はもちろん心の声であるが、カッコ付けにしなくても、この程度のニュアンスは汲み取れるであろう。穂稀嬢以外の人間なら(^o^)。
「はい、そうです」
しげ、「よかったあ、ハカセ、ホントにどこかで拾ったものを指にはめてたのかと思った(おまえならそれくらいしかねん)」
「さすがにそこまではねえ」と私が言ったら、穂稀嬢、「まあ、『心頭を滅却すれば火もまた涼し』と言うじゃないですか」。
……たとえの意味が繋がってねえ(-_-;)。
「なんだそりゃ」と言ったら、穂稀嬢、「いえ、しげさんが暑そうだったから」。
人の話聞けよ、おまえは! まあやっぱり相変わらずの「ハカセ節」なのであった。
そのあと、しげと「びっくりドンキー」で食事。
5時近かったけれど、昼のランチをまだやってたので、注文。ハンバーグに野菜の掻揚げというちょっとミスマッチな組み合わせだけど意外に美味い。
その足で、ベスト電器、BOOK OFF、ブックセンターほんだを回る。今日のうちに買うもの買って、明日はゆっくりするつもりなのである。
ゲーセンで、猫のマグカップをゲット。こういうのなら、しげはあまり文句を言わないのである。
帰宅は七時過ぎ。しげはすぐに爆睡。
チャットでヨナさん、鍋屋さんと話す。鍋屋さんの「トンデモ本大賞」のレポート、もうすぐ上がるということで、楽しみである。
買ってきた本などを見ているうちに私も寝る。
マンガ、森永あい『あひるの王子さま』6巻(完結/角川書店/あすかコミックス・420円)。
結構ドロドロになりかけてたからどうなることやらと思ったけれど、オチが付くというより、「騒動はこれからも続く」パターンで終わりましたね。これもまた『李さん一家』チルドレン。もうこうなるとつげ義春はマンガ界の「空気」のようなものである。みんな吸ってるのに気付かない。
けど、ミスターと蘭姉さんの始末をああいう形で方付けるとはねえ。わはは、麗一とミスター、穴兄弟になりましたな(お下品)。
マンガ、八神健『ななか6/17』12巻(完結/秋田書店/少年チャンピオンコミックス・410円)。
完結ものが続くね。
でも実に、いい終わり方をしたよなあ。
……ごめん、読みながら泣いた。だから、誰かが消えていくって話、基本的に駄目なんだよ、私(誰に謝っているのだ)。まあ「アルジャーノンじゃん」という批判はあろうが(^_^;)。
いや、これも稔二と七華、雨宮さんとの三角関係はそのまま継続、という形なんだけれど、明らかに稔二も七華も雨宮さんも「大人」になったからね。同じ世界観がこれからも、という終わり方とは違う。
七華のように多重人格にならなくても、人は大人になって行く過程で、自分の中のたくさんの「子供」を一つ一つしまいこんでいく。その「子供」の正体は、たいてい心の「傷」だから、ただしまいこむだけで忘れてしまおうとする。時としてそれは、忘れなければ生きていけないことでもあったりするから、仕方のない面もありはする。
けれど、本当は覚えていなければならない「傷」だってあるはずなのだ。そうでないと、人は「大人になったふり」をしてるだけで、ものが見えなくなってしまうから。もちろん、一番見えなくなっているのは「自分」なのである。
しげからはこういうマンガに感動してる私がバカに見えるらしいが、実際、バカなんだからなあ。だから私も「置き忘れてきたもの」がたくさんあるんだよ。で、それを取り戻せた七華がうらやましいのだよ。
それと、同じチャンピオンマンガのほのぼの路線括りで、「小山田いくを好きなヤツはこれだから」という言い方はちょっとやめてほしいな。あれとこれとは全然ベツモノだよう(T∇T)。八神さんは小山田さんみたく自分自身が作品世界に埋没してるんじゃなくて、も少し現実とちょうどいい感じで距離を取ってると思うよ。
06月21日(土)
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