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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■いつか見殺しにされる予兆/DVD『助太刀屋助六』/DVD『真夜中まで』
 もっとも、真田広之が何度かバックレようとするたびに、ミーハーなファンの柴田理恵に追いかけられたり、ホームレスの名古屋章に説教されたりして結局ヒロインのミシェル・ヨーのところに舞い戻ってしまう、という展開は和田監督ふざけすぎ、と思わなくはないが。
 いやね、毎回チョイ役で意外な役者を使って映画ファンの気をそそるってこと和田さんやってるけど、これ一般的には殆ど意味ないんだわ。和田さん自身が映画ファンだからそれやりたくなるのわかるんだけど、内輪受けに過ぎないんでね。
 例えば小松政夫さんがマジシャン役でチラッと出てくる。ワンシーンだけでセリフも全くないんだけれど、これで喜んでるのは私くらいのものだろう(^o^)。少なくとも、「小松政夫がワンシーン出てるんだよ!」と言われて「じゃあ劇場に行って見ようかな」と思う人って、世間にはそうそういないと思う。ましてや「三谷幸喜が映画マニヤの役で出てるよ」なんて言っても「ふーん、それで?」と言われるのがオチだね(^_^;)。「意外な人が特別出演」みたいな形で宣伝されても、実際に映画見た時に「で、どの人が意外な人だったの?」って思われたら逆効果でしょ? これ、役者さんに対して失礼になるんじゃないかと思うんだけど。
 で、実は今回は和田さんも反省したのか予告編からちゃんと誰が特別ゲストで出演してるかクレジットされるんだけれど、なぜか佐藤仁美の名前だけ忘れている。……やっぱ、すごく失礼じゃん(-_-;)。
 配役ってさ、やっぱり「その人がその演技をするのにふさわしいかどうか」って観点でマジメにキャスティングしてほしいんだよね。だから実は、ゴジラ映画やなんかの特撮映画で、昔の作品に出てた人をチョイ役で使ったりするのも実はあまり好きではないのである。

 ジャズ演奏のヨシアシはあまりよくわかんないんだけれども、多分真田広之は自分では吹いてないと思うな(^o^)。

12月02日(月)
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