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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■大宰府の赤い橋/DVD『幕末未来人』1〜3/DVD『ピンクレディ&ジェフ』
 特典で、主演の星野利晴のインタビューで、「今だから明かしますけれど、当時、主演の三人で、夜中に酔っ払って渋谷の大通りを歌うたって夜明けまで騒ぎました。あのときは、ぼくも沢村正一くんも、ともかく古手川さんとずっと一緒にいたかったんです」とのこと。
 青春だなあ(* ̄∇ ̄*)。
 っつーか、『なぞの転校生』の時も別れのシーンで岡田可愛の手を握りつづけてたって言うから、星野利晴、えらく色気づいてたんだな(^o^)。でも確かに岡田可愛と古手川祐子なら、私でもそうしたろう。いや、だから「青春のヒロイン」ってやつはあるんだってば。
 予算の関係だろうか、タイムスリップシーンなど、今ならデジタル映像などをハデに使うところだろうが、全くない。戦艦三笠に乗り込んで、暗闇の中から出て来たと思ったら、そこは既に幕末の黒船の甲板なのである。
 けれど、その静かな変化がしげにはかえって気に入った模様である。私も、ありきたりな歪んだ空間の表現には食傷している。SFはセンスであって派手な映像じゃないのだ。このあたり、現代のSFドラマの作り手も少しは考えてみたらどうか……って、『クレヨンしんちゃん アッパレ! 戦国大合戦』がそうだったね。


 夜、エロの冒険者さん宅で、DVDの上映回あり。
 その前に汗をかいてるからひとっ風呂浴びようということで、平尾の「やまとの湯」と言う温泉センターに寄る。
 食事もそこでして行こうと思ったのだが、なんだか体育会系のジャージ軍団が座敷にいて、そいつらの注文で調理場はてんてこ舞い、30分経っても料理が出て来ないので、どうしたことかと思ったら、バタバタしていたせいかチケットを無くされていた。
 怒って払い戻しをしてもらい、あわててエロさんちに向かったが、8時を少し過ぎてしまった。
 お集まりになっていたのは、しおやさん、ぴんでんさん。
 「さっぱりしてますね」と聞かれたので、「ひとっ風呂浴びてきまして。何しろガス代払ってないんで、ウチ、今、風呂には入れないんですよ」と言わずもがななことを言う。でも、私って隠しごとやキレイごとは嫌いだし(そういう問題ではないか)。しおやさん、「まるで大学生のような」と笑われる。受けて頂いて恐縮です(^_^;)。ああ、そろそろ意地張るのやめて、カネ入れんとなあ。

 上映されたのは、結局こちらでは輸入放映されなかった、あの幻のピンクレディアメリカ進出番組、NBC特番『ピンクレディ&ジェフ』。
 今ならともかく、当時はややオチメとは言え、まだまだ日本でのピンクレディ人気はあったころだったから、ピンクレディを明らかにイロモノ扱いしているこの番組がおクラ入りしてしまったのは分らないでもない。
 何しろあの『UFO』の振付を、アメリカの本物のバックダンサーたちを10人くらい並べて、一緒に踊らせてるんである。もちろん、あのやたらラメの入ったヘンテコな衣装もつけて。なぜかいきなりミスター・スモーと名乗る相撲取りが乱入してくるところもさすが国辱番組。
 ああ、あのキテレツな雰囲気は、とても言葉では表せませんがな。
 ヒアリングができなくても何やってるかが一発で分るのは、それだけギャグが単純だからである。単純=バカとは必ずしも言いきれないものだが、芸ナシのピンクレディーにギャグを担当させられるわけもなく、結局、もう一人のホスト、ジェフ・アルトマン(まさかあの『クッキー・フォーチュン』のロバート・アルトマン監督と関係はないだろうな)にほとんどスケッチの進行は任せてしまっている。
 けれど、正直な話、このジェフ氏、あちらでも二流どころなんじゃなかろうか。デクノボーのピンクレディーをカバーしようと一所懸命なんだけれど、カバーしきれるものでもない。最初からワリ食うとわかってて、起用された気配が濃厚だ。
 けれどゲストはすごいね。いきなり「プレイボーイ」社長の(今は会長かな)ヒュー・ヘフナーが出て来たときにゃ驚いたが、そう言えばこの人、サタデー・ナイト・ライブにもゲストで出てたことあったよな。結構、バラエテイに顔出しするのが好きだったみたいね。

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06月15日(土)
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