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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■東京再訪@/三鷹の森ジブリ美術館/アニメ『くじらとり』ほか……“NEW”!
 中でも立体ゾーエトロープ、縄跳びするサツキたち、跳び撥ねるトトロ、ネコバス、コウモリたちの造型はス素晴らしいの一語に尽きる。……これを見るだけでも、ここに来た甲斐はあったというものだ。
 オタクには、むしろアニメ工房を再現した部屋の数々が、何時間でもいたい場所だろう。アニメの制作過程が、ハリガミで解るという凝ったツクリ。

 中川李枝子原作、宮崎駿脚本・監督の新作アニメ、『くじらとり』、満席で階段に座って見る。
 この原作読んだの、何十年前だろうね。現実と幻想の境界線を軽々と飛び越えて見せたこの児童文学の傑作だけれど、今はかえって「現実と空想の区別がつかない子供を育てる」と批判されやしないだろうか。
 その境界線がないからこそ面白いんだけどね、これは。
 保育園の子供たちが積み木で作った船が、本物の海に出かけて、くじらと一緒に帰ってくる。それだけの話だけれど、実に緻密に作られている。長編よりもこういう小品の方が宮崎駿のいいところが凝縮されてる気がするなあ、くじらの表情とかね。

 ひと通り回って、カフェでこうたろう君オススメのホットドッグを食べる。
 パリパリしたパン生地で私は美味しかったのだが、しげには歯応えがありすぎたようだ。
 土産物は特に買わず、図録とパンフレットのみ。しかし、この図録自体、実に読みごたえがある。


 帰り道、上野の山城屋という玩具屋に寄る。6階建てが全部玩具屋というのも豪勢だけれど、欲しかった食玩なんかか山とあるので、誘惑に堪えるのにひと苦労。明日以降も散財する予定があるので、何とか理性を保って、何も買わずに店を出たのであった。
 しげはこうたろう君の息子さんも娘さんにこっそり土産物を買ったらしい。
 こうたろう君が「去年みたいに、お土産買ったりしなくていいからね」とそっと言ってきたのだが、時既に遅しだったのである(^o^)。

 こうたろう君の家に帰りついた時にはもう8時を回っていた。
 ご近所から天麩羅そばを取ってくれたのをありがたく頂く。
 土産に持ってきたアニメ『カウボーイビバップ』のテレビ版、幻の最終回を一緒に見ながら、「よくこんなテレビ局批判アニメを作ったよなあ」と談笑。
 ……明日も早い。今日はこれまで。

04月27日(土)
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