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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■また買ったぞDVDBOX/『墨汁一滴』『ボクのらくがき帖』『石ノ森マンガ学園』(石ノ森章太郎)ほか
今回はバラエティー編というところか、セレクトされたのは『水虎/THE H2OGRE』『妖怪城/GOBLIN CASTLE』『おばけナイター/NIGHT GAME WITH MONSTERS』『磯女/THE BEACH WITCH』『猫娘とねずみ男/CATCHICK AND RATMAN』『夜叉/THE YASHA』の6本。
「妖怪」を、一つとして同じ訳で表してないのはスゴイが、だとしても「水虎」が「エイチ・ツー・オーグル」ってシャレはちょっとふざけてるよなあ。もっとも水木さんのマンガには怪奇ものでありながら天然のユーモアが混じっているから、何となくピッタリしてるような気もする。
「カマイタチ」を“PSYCLONE”と訳すのは迷ったんじゃないかなあ。確かに風が真空を作って人の体を切る現象だけれど、言葉を直訳すれば、“SICKLE WEASEL”だし、こっちのほうが妖怪っぽくはある。
けど、「鎌を持った鼬がどうして旋風のことなのか?」って説明はできないから仕方ないかな。
あちこちよく見ると、意外と訳しかたが適当である。
猫娘がねずみ男に飛びかかる時の音「ぴょん」が、英語では“PYOING”……こりゃいくらなんでも造語だろう。ほんとに外人さんに伝わってんのかって気もするけど、その適当さも水木さんのマンガらしいのかな。
どうせ異文化の産物、根っから理解できるわけもないんだから、ヘンな言葉が出て来て混乱するのも、読む楽しみの一つと考えてもらおうかな。『時計じかけのオレンジ』みたいに(^o^)。
02月22日(金)
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