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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■それはそれ!/『ゲッベルスの贈り物』(藤岡真)ほか
……おわかりですか? かつて『アランドロンのゾロ』を吹き替えしたのは、もちろん、ドロンのフィックス俳優である野沢さん。つまり本作は、新旧ゾロの対決バージョンになっていたのですよ!
いやあ、野沢さんの切れまくった悪役ブリの凄まじいこと。
「ムぅスメを殺すとでも、おもぉったくわァ!」
アンタ、その演技、時代劇だよって、こりゃアチラの時代劇だったか(^^)。
こういうイキなキャスティングがあると、吹き替え版もなかなか捨てたもんじゃないと思えるのですな。
今月からCSキッズステーション『アニメぱらだいす』がリニューアル。パーソナリティーが飯塚真弓から野川さくらに変わった。
……って、別に声優オッカケなんてやってないんだってば。
『吠えろペン』の島本和彦がゲストに出ていて、なんでもない言葉でも力説すれば名ゼリフになる!」と力説していたのに大笑い。
「それはそれ!」って、大ゴマで言われりゃ確かに納得するものなあ。これが言霊の力ってやつ?
「『ふとんがふっとんだ』ってギャグだって、普通の布団が風で吹っ飛んだと思って描いても面白くない。高級羽毛布団がダイナマイト百本で吹っ飛んだと思って描くとスゴイ迫力が……私は何を言ってるんでしょうね?」
いや、島本さんは何を言っても「許す!」。
同じくキッズステーション『鉄人28号』26話「ロビーの最期」。
う〜ん、ちょっと自信がないが、ドラグネット博士の声、巌金四郎じゃないかなあ。……わかんない人のために言っとくと、黒柳徹子の大センパイでNHKで声優指導をしていた大重鎮、昔の東映動画にはしょっちゅう出ていて、『西遊記』の牛魔王や『わんぱく王子の大蛇退治』の火の神なんかを演じてる。
こういう昔のアニメは資料が散逸してることが多いんで、聞き取りで確認するしかないのだ。
……『鉄腕アトム』のハム・エッグが江幡高志さんだったって知ってた?
正太郎がドラグネット博士を追いつめる時、「博士はガラス窓は実験の失敗で割れたと仰いましたが、ガラスの破片が部屋の中に落ちているのはどうしてですか?」と問詰めるあたりは、さすがは少年探偵。っつーか、そんなすぐわかるウソつくなよ、博士のクセに頭わりーぞ。
この26話から、あの『彼氏彼女の事情』でも有名な正太郎マーチに歌詞がついたらしい。
でも曲が先にあったせいか、どうにもメロディーにうまく乗っていない。……曲は好きなんだがなあ。歌いにくいよなあ。
『アトム』も歌ってる上高田少年合唱団が合唱してるんだが、サビの部分(「ぼくは正太郎 まけるものか」の部分)がボーイソプラノなのは、さすがショタコンの元祖♪ 今聞いても萌える同人女が出るんじゃないか(^^)。
『独立少年合唱団』(美少年好きはぜひ見たまえ)には、正太郎マーチを歌わせればよかったのだよ。
さあ、サビの部分は裏声で歌へ!
進め 進め 空へ海へ 進め 進め チャンスだぞ
鉄人 ぼくらについてこい 力あわせ ガオーと進め
ぼくは正太郎 まけるものか
急げ 急げ SOS 急げ 急げ ピンチだぞ
鉄人 ぼくらがついてるぞ 力あわせ ガオーと進め
ぼくは正太郎 まけるものか ぼくらは仲間だ 正太郎進め
10月12日(金)
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