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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■加藤夏季補完計画(笑)/『スペオペ宙学』(永井豪)ほか
「だったら、テレビ本体のリモコンで音量下げればいいじゃないか! なんで遠くに置いてあるCSのリモコンをわざわざ使うんだよ!」
「どこにあるんだよ、テレビのリモコン!」
「おまえの目の前だ!」
……なんだかなあ、ドジだバカだとは思ってたけどさあ、@「音を下げていいか私に聞くのを忘れた」、A「目の前にあるテレビのリモコンを見つけられなかった」、B「ビデオが録画状態になっているのに気づかなかった」、C「チャンネルと音量のボタンを見間違えた」、D「自分が悪いと解ってるのに謝るのを忘れた」。
……ここまでバカを重ねるやつってそうそういるか?
最近、あまりにもバカがヒドイので今日はかなり本気で怒る。
別にビデオの録画ができなかったことを怒ってるわけじゃない。番組自体は明日も再放送があるので、そのとき録画し直せばいいだけの話だ。
こいつのドジが、日常生活のあらゆるところで私の足を引っ張っていること、更には周囲にとんでもない迷惑をかけてばかりいることが問題なのである。
保険証書は見つけられない、頼んでおいた家事を何一つやらない、病院じゃ周囲の迷惑も顧みずヒステリーを起こす、携帯の連絡先を親にも教えていない。
それらのドジをを全部「忘れてた」「気がつかなかった」で済まそうとしているのだ、こいつは。
自動車の免許も取ろうってやつが、こんなに不注意じゃ、マジで人を撥ねたりしかねない。人を殺しておいて「あ、失敗しちゃった」で済みはしないのだぞ。
人生に対する覚悟がなさ過ぎるのである。
せめて悪いことをしたと思って謝ることができれば、別に私もそこまで怒ったりはしないのだが、しげはこれまでの人生で「心から人に謝った経験がない」ので、やろうと思ってもできないのだ。
でも、できないですませられる問題じゃないぞ。
「お前、自分自身で反省したって証拠を見せられないのなら、これ以上、芝居も協力はできないからな」
芝居に関しては、しげもマジメにやってると思ってる人がいるかもしれないが、私から見たら全然である。入院中、私が考えてた音響プランを見もせずに帰ろうとしたこともあった。そのときの言い訳も「忘れてた」だ。
更に以前も、私の演出で芝居を作ろうとした時、真剣に役作りをするでもなく、ヘラヘラ笑ってばかりいたので、腹を立てた私が演出を降りたこともある。
しかも私が降りたワケを、メンバーにも正直に話せと言っておいたのに、「仕事で忙しいんだって」とウソをついていた前科もしげにはあるのだ。
「忘れてた」のは事実かもしれない。しかし、それが言い訳として成り立つと考えている根性が卑怯なのである。
なぜ先に「悪かった」という感情が生まれないか。
どうして自分の身だけを守ろうとするのか。
私に対してだけではない、自分以外の誰にも思いやりが持てていないのである。
……ちょっと、しげには猛省を促したいので、本気でしげが反省したと判断できるまで、私は今回の芝居から手を引きます。練習にも参加しません。
このことは、今、急に決めたことではなく、入院中にもしげに伝えていて、そのときもしげは初め一切謝ろうとはせず、こちらが本気で怒っていると解るやいなや、口先だけで「ごめん」と謝ってその場を誤魔化しました。
もちろん、その後のしげの生活態度は何一つ変わっていません。
反省したことも「忘れた」のでしょう。
つまり、しげが自分が反省したことを「忘れないようになる」まで、私の復帰は有り得ません。
でも、もともと私は「脚本以外で参加する気はない」と言っているのに、「人数が足りないから」という安易な理由でムリヤリ参加させられているのです。
劇団としてはもとの状態に返っただけですので、後をどうするかは演出の判断することです。
……今度はちゃんと理由をこうして書いたから、嘘ついて誤魔化すんじゃないぞ、しげよ。
マンガ、永井豪『スペオペ宙学』。
ほぼ、永井豪がギリギリ面白かったころの最後の作品かな。
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09月01日(土)
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