ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491684hit]
■ちくしょう、目医者ばかりではないか/北村薫サイン会/『とんち探偵一休さん 謎解き道中』(鯨統一郎)ほか
北村さんは今回、エラリー・クイーンの国名シリーズのパスティーシュとして
『ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件』という作品を新連載し始めたのである(創元社だから“Mystery”が「秘密」ではなく「謎」と訳されてるところがミソ。タイトルに関して言えば、私は「謎」のほうが訳としていいと思う)。これまでのパスティーシュの作法に則り、クイーンの未発表原稿が見つかったという設定だが、時代がフレデリック・ダネイが1980年ごろに来日したときに設定してある。既に代作すら行わず、アンソロジストとしてしか活動していなかったダネイが進作を書いていたとは設定的にムリはあるのだが、それすらもトリックに組みこんだ作品を書いてくれたら嬉しいなあ、と思う。
1時には、20人ほどの人が並んでいる。私がこないだ紀伊國屋に来たときにもらった整理券は57番だったから、もっと並んでてもいいはずなのに、みんな博多時間で集まって来ているのかな(^_^;)。店員さんから「とりあえず並んでください」と言われたので前の人の番号を聞いてみたら、27番だった。間の30人、何してる。
実はぜひこれにサインしてもらおうと、『覆面作家は二人いる』の初版単行本を持ってきていたのだが、今回はあくまで『ミステリーズ!』創刊記念ということで、それ以外の北村さんの本にはサインしないそうである。
私を含めて、慌ててレジに『ミステリーズ!』を買いに行く客が続出。そりゃ、サインしてもらうなら、雑誌より単行本と誰でも思うよなあ。ハッキリと看板に「『ミステリーズ!』のみのサイン会です」と書いていてほしかったところである。北村さんもバタバタ走りまわるファンを御覧になって、申し訳なさそうな顔をしておられた。
私なんか、もう一冊買ってたのに(T∇T)。
サインをして頂きながら、「『覆面作家』のドラマ化はいかがでしたか?」と聞いてみる。
「かわいらしくてよかったですよ」と結構気に入っていたご様子。
原作と違って、双子ネタが使えなかった点についてはあまり怒っておられないようだ。
「新シリーズはないのでしょうか」と余計なことまで聞く。私ゃそんなにあのシリーズ、好きだったかなあ。まあ、ともさかりえは舞台まで見にいったくらいだからキライではないのだが。
「もう、間が開いちゃいましたからねえ」と、新シリーズはなさそうなことを仰っていたが、北村作品はテレビシリーズよりも映画向きだと思うんだがなあ。
雨の中、天神まで地下鉄で。
しげ、待ち合わせ場所の福家書店に来ているかと思ったら、影も形もない。
携帯に連絡を入れてみたら、案の定、まだ寝ていた。
「今から出てくるか?」
「ごめん、眠い」
まあ、今日はこちらも少し控えた方がいいだろうと思っていたので、新刊書をいくつか買っただけで帰宅する。
とりあえず、首をあまり動かさなきゃ、パソコン使ってもオッケー、ということなので、あちこちのサイトを覗く。
東映アニメーションが、昨年5月に倉庫から盗まれた『美少女戦士セーラームーン』のセル画が「まんだらけ」で売られていたとして、セル画の返却を求めて提訴したとのニュース。
「さくら出版」の事件と直接の関係はないが、これで「まんだらけ」の買い取り方が入手ルートを確認しようともしない杜撰かつ確信犯的な行為だということがより判明した格好である。
福岡の「まんだらけ」でも結構珍しいものが売ってたりしてるけれど、ああいうのも横流し品じゃないかって疑惑が生まれてくるなあ。
エロの冒険者さんが、山本弘さんのSF秘密基地の掲示板に、「『変身忍者嵐』は福岡では放送されていなかった」と書きこまれたところ、途端にほかの九州出身の方から、「放送されてましたよ、ウラが『ウルトラマンA』でしたから、御覧になってなかったのでは」と指摘され、「うわあ、30年間、ずっとされてないと思いこんでいた!」とパニックに陥られていた。
えーっと、エロさん、その会話、以前に酒の席で私ともしましたよ(^_^;)。
[5]続きを読む
06月28日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る