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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■バカとバカによるバカ論/舞台『WAHAHA本舗全体公演・大福祭』
 梅ちゃんが勝栄さんたちに「タン(牛の舌ではなく口から吐くやつである)」を「奉納」されてたのはかわいそうだったが、もっとかわいそうなのは前列の客だった。霧吹きの中に吐いた「それ」を裸の梅ちゃんに吹き付けるものだから、「匂い」が客席にまで漂ってくるのである。我々は前から五番目だったが、それでもしっかり「匂って」ました。一応芳香剤入れてたみたいだけどね。
 すずまささんが博多ネタを披露。
 駅のキオスクで買って来た博多名物「博多ぶらぶら」(そういうお菓子があるんである)を見せながら歌うのである。
 「駅のおばちゃんが歌うんだよ〜、『博多ぶらぶらぶらさげて〜♪』、おばちゃん『知らんね?』って言うけれど〜、そんな歌、全国区じゃないよ〜、おばちゃんも続きを覚えてない〜」
 ……博多の人間にはイタイネタである(-_-;)。
 更にすずまささんは歌う。
 「駅のおばちゃんに聞いたらね〜、『博多の新スポットってどこなの〜?』、おばちゃんしばらく考えてポツリと言ったよ〜、『夢タウン?』」
 場内大爆笑である。私はシンクロニシティにもだえていたが、隣のエロさん、ビックリして「どうしたんですか!?」と私を心配してくれる。心配いりません、心がイタかっただけです。
 このネタは他地方ではやってないだろうから、ここでご紹介しておくのは意味があろう。

 「WAHAHA合唱団」。
 ドリフ合唱団を想起していただきたいが、ナマの舞台だけにアレより過激。
 例えば「健忘症によるハンガリアン舞曲」。なんかおととい聞いたばかりなんだけど。WAHAHA全員によるア・カペラは九響とは迫力が違う。
 文字ではとても写せないが、「あっあああっあっ、あっあっあー!」と、あの旋律に乗せて健忘症の人たちが思い出したような思い出せないような仕草で歌うのである。アイデアが秀逸。
 またもや久本嬢が「男日照のジムノペディ」を披露。
 「占い師が三十五で、結婚できると〜、言ったのは三十七〜♪」と久本さんが歌うと、後ろでコーラスが一斉に「結婚♪結婚♪」と唱和。
 「ファンからこないだ言われたの〜、『ぶっちゃけレズでしょ〜?』♪」
 「お帰りなさいを言ってくれるのは〜、いつもセコムの声〜♪」
 ……見てるこちらは大爆笑だが、歌ってて本気で寂しくないか、久本さん(^_^;)。
 会場参加による「ブーブークッションによる演奏」もあったけど何の曲だったかは忘れた。最後は梅ちゃんによる「次の舞台までの場繋ぎのための『運命』」。
 「ネタがないぞー!」と愚痴る梅ちゃんが情けないけど面白い。


 佐藤正宏・中山省吾「ベアーズ」。
 あー、新宿2丁目限定のギャグシリーズだそうです。
 さすがにこのネタだけは詳しく書きたかね〜な(^_^;)。
 つまり、子供服に身を包んだこの二人、ホモなのね。赤塚不二夫や江口寿史が好んでやってたあのネタなわけよ。
 で、今日はワハハの男メンバーが全員でさ、ホラ、あのポキッて折ると光る棒があるじゃん、あれをお○○に突っ込んで、場内の照明を落として……。
 「ホタル」。
 これがきれいなんだよ〜(T∇T)。色とりどりでさあ。
 演劇史上、最も汚い美しさであろう。
 最後、使った棒は会場のファンに配りました。貰うやついるんだからスゴイよなあ。私の後ろの女の子も「ほしい!」と呟いてたし。……○○コ付いてるけど舐めるの?

 「世界の祭」。
 世界各国の祭で『遠山の金さん』とか『ぶらり日本歩き旅』とかの日本のテレビ番組を世界の人々が演じるというなんだかアタマがクラクラするようなスケッチ集。
 一番受けたのは『渡る世間はケチャばかり』。
 赤木春恵(柴田理恵)と泉ピン子(勝栄)の口ゲンカを回りでみんな「ケチャケチャ」言ってるのである。意味はないが意味がないからこその迫力がそこに生まれる。佐藤さんの角野卓三は実物ソックリで驚き。

 とても中身を全部は書ききれないが、最後は歌って躍って、花を会場に撒き散らして終幕。3時間半、あっという間であった。いい席を取ってくださったエロさんに感謝である。

 エロさんをご自宅に送って帰宅。

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11月16日(土)
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