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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■子供のころは本屋さんになりたかったのさ/『多重人格探偵サイコ』7巻(大塚英志・田島昭宇)ほか
ウルトラジャンプもよくカゲキな安永さんのマンガを載っけれるものだと、いつも感心しているが、ちょっと今巻はおとなしめ。
まあ、せいぜい「スペイン無敵歓待」のギャグがちょっとオコサマにはキツイくらいか。……読んでない人には何のことか解りませんね、スミマセン。
でも『アナルマン』ほどじゃないしなあ……って、アレはカゲキ過ぎて未だに2巻が出ないけどね。
安永さんの未収録短編だけ集めて、単行本出す出版社どこかにないかねえ。
CSキッズステーション、『こみっくパーティー』8話「渚にて」。
先週録画し損ねて見ていなかったので、総集編で見返す。ちょっと主人公の落ちこみ編が長すぎる感じだなあ。せっかくの水着編なのだから、もう少し明るい話をもって来ればよかったのに。
私自身はこれの原作になったゲームをよく知らないのだが、しげによればやっぱりエロゲーだそうな(^_^;)。
じゃあ、同人誌作りながら関わった女の子とどんどんエッチができるって話かい。
……そんな幸せなオタクがおってたまるか。
でもちょっとやってみたくなったな、そのエロゲー。誰か、やったことあるZてオタクの方、いらっしゃいます?
イタすぎてやれないかもしれないけれど。
同じくキッズステーションで『鉄人28号』24話。
こんなんまで放送してるんだものなあ。キッズステーション、スゴ過ぎ。単にDVDが出たやつ片っ端から放映してるだけかもしれんが。
もちろん、モノクロ版の方ね、『太陽の戦士』でも『FX』でもなく。リメイクのカラー版より、モノクロ版のほうが、アニメ技術はともかく、ストーリー的にはずっと面白いぞ。
いやあ、本気で好きだったっスよ、鉄人。もう30年、見てないのに、未だにニコポンスキーとかスリル・サスペンスとか、シャネル・ファイブとか、悪役キャラの名前を覚えてるし。というかそのころから主役より悪役の方が好きだったんだなあ。
よく同時期に放映してた『鉄腕アトム」と比較されるけれど、コアな人気は『鉄人』の方が高かったように思う。実際、子供のころ、落書きと言えばアトムより鉄人の方を圧倒的に多く書いていたんだよね、私も。
それにしても、永遠の少年、ショタコンの元祖、金田正太郎君の高橋和枝さんも亡くなっちゃった。
光陰矢のごとし。
大塚署長役の富田耕生さんが未だにがんばっておられるのは、考えてみたらスゴイよなあ。
ちょうど今日見た回が、宿敵ロボット、ブラックオックスが味方になる話&知性を持ったロボット・ロビーの反乱の発端。
そうだった、そうだった。『鉄人28号』って、1話完結じゃない連続モノで、しかも前の話のエピローグが次の話のプロローグにもなるという斬新な構成(っつーか、昔の紙芝居はこんな感じのものが多かった)だったんだよねえ。
こういう流れるような連続ものの形式がどうしてなくなっちゃったかというと、これも『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』の虫プロが、海外に作品を売るために、1話完結の差し替え自由な形にしちゃったのが伝統になってるのだ。
考えてみれば、そう都合よく事件が順番に起こってくれるわきゃないので、『鉄人』のほうがずっとリアルなのである。『鉄人』の場合、二つの事件が同時に起こることも結構あって、その二つの事件が絡み合うなんて、森村誠一みたいなミステリーものもあった。
あ、これ意外と気がつかれにくいことだけど、『鉄人』ってSFのジャンルに入れられることが多いけど、内容的にはミステリーにより近いのね、実は初期の『アトム』もそうだったんで、当時の惹句に「科学探偵漫画」と書かれてあるのは嘘ではないのだ。
ああ、第一話からしっかり見返しとけばよかったよ。
09月21日(金)
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