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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■コロニー落としの報復は/『ヘブン』『ヘブン2』(遠藤淑子)ほか
 もう、子供のころ、見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たいと思い続けていて、当時はネット局が福岡になかったために、全く見られなかった番組を、ほぼ30年ぶりに見られたのだ。
 もう、出来なんてどうでもいいね。
 原作の小学生の設定を高校生に変えちゃいるが、ストーリーは殆ど原作通り。実写のドラマ化がことごとく改変されることがジョーシキだった中で、これは意外だった。
 大辻伺郎のヒゲゴジラ、井上昭文の丸ゴシも原作の扮装のまんま。用務員の左卜全ってのもハマってるよなあ。
 ……しかし、子供のころは児島みゆきのことをとてもきれいなお姉さんだと思ってた記憶があるが、今見ると、理由が全く解らない。やはりブームに乗せられていたというべきか。


 冷蔵庫に紅シャケの切り身が残っていたので、焼いてシャケ飯にして食う。
 このシャケッてやつも私には昭和30年代を思い起こさせるなつかしアイテムなんだが、今の若い人にはただの貧相なオカズにしか思われてないのかもなあ。


 マンガ、遠藤淑子『ヘブン』『ヘブン2』(白泉社・各410円)。
 短編シリーズがその殆どで、長編は殆ど描かない遠藤淑子、これが初の2巻に渡る長編と言えるが、やはり本領発揮とはいかなかったようだ。
 『ヘブン』の前日譚が『ヘブン2』という、変則的な構成になっているせいか、この2作、設定がうまくつながっていない。
 元軍人の少女、マットが偶然拾った中古ロボット、ルークは、実は要人暗殺用に作られた殺人ロボットだった。しかし、マットの「人は殺すな」の言葉を聞いて、ルークの中で何かが変わっていく。
 ……でも結末が尻切れトンボなんだよなあ。てっきり、『2』でその続きを描くのかと思ったら、そのルークのモデルになった男の子の話で、こっちはラスト近く以外は全然SFでもなんでもない。
 こりゃもう、『ヘブン3』を描いてもらって、ちゃんと『1』からつながる話にしてくれないと、どうにもおさまりがつかないぞ。
 しかし、遠藤さんの作品、旧作は殆ど絶版になってるんだなあ。
 『エヴァンジェリン姫』シリーズはさすがにデビュー作だから古すぎるってことがあるのかもしれないけど、『ぐーたら姫』シリーズはほんの2、3年前の作品だぞ。なのにもう絶版か?
 遠藤さんだけじゃない、日渡早紀も桑田乃梨子も、初期作品は軒並み絶版だ。白泉社、見切りをつけるのがいくらなんでも早過ぎるぞ。

09月13日(木)
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