ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491718hit]

■憎まれっ子世に……/『RED SHADOW 赤影』(加倉井ミサイル)ほか
 赦してくれよう、悪かったよう、ごめんなさい、謝ります、赦してえな赦してえな、ごめんちゃい、すまなんだじょ〜、アイアムソーリーヒゲソーリー、ヒラにご容赦、課長に五輪車、初めチョロチョロ中パッパ、オセン泣くともフタ取るな、生麦生米生卵、武具馬具武具馬具三武具馬具、合わせて武具馬具六武具馬具、月が出た出た月が出た、隣りのミヨちゃんのケツに出た、あなたと私の合言葉、愛のコトバはアイラブユウ、ユウラブミイくん、松本零士、汽車はゆくゆく貴社の記者、ちょいとお待ちなそこ行く旦那、旦那寺から兵庫に行って、その兵庫の坊主の屏風にいたしやすと、かようお伝え願います。

 ……ご満足頂けましたでしょうか、モリウチさん。


 一昨日は休日出勤したので、今日は平日だけれど休み。
 でも、外出しようにもしげは爆睡していて起きないし、日記の更新も溜まっているしで、昼過ぎまでパソコンの前でパコパコ書き込みなど。

 夕方、そろそろ入院中に貰っていたクスリが切れるころなので、近所のかかりつけの病院に行って、薬を貰う。
 早くに渡さなきゃならなかった成人病センターからの診断書も、今日になってようやく担当医に手渡す。
 ……前はひと月に一度来ればいいと言われていたのに、今度から2週間にいっぺんせよとのことだそうな。そんなに時間が取れるかなあ。
 「あの、ついでにナンですが、ここの『神経内科』って神経のクスリとか貰えるんですか?」
 「どうかしたんですか?」
 「なんだかイライラして眠れないこと多くって。そっちのほうの医者にもかかったほうがいいかなあって思いまして」
 「『神経内科』ってのは脳卒中とかを見るところですよ。おっしゃってるのは『神経科』か『心療内科』ですね」
 「ああ、そうなんですか」
 「前はこの病院にもあったんですが担当の先生が移っちゃいましてね。でも睡眠薬くらいなら内科でも出せますよ?」
 「ああ、それなら結構です」
 単に薬代がかさむから遠慮したのだが、神経科にかかりたいなあと思っているのは本当である。
 正直な話、最近、しげと一緒だと疲れて疲れてかなわないのだが、それが必ずしもしげだけに原因があると思い込むのは危険なのではないかと感じているのだ。

 夫婦である以上、心はお互いに影響しあっている。
 しげのストレスが私に影響し、そうして起きた私のイライラが、またしげを萎縮させ、という悪循環に陥っているように思えるのだ。
 薬などの治療でこの状況が改善できるなら、一度夫婦ともども見てもらえないかと思っていたのだが、どうもしげは気乗りがしていない。
 「……隔離されたらイヤだ」なんて言っている。
 それが既に被害妄想であるし、神経症に対する偏見以外のなにものでもない。
 ココロの病がカラダの病に比べて危険だというのは統計的にも何の根拠もないことだし、悩みを表に出すことを怖がる気持ちは、かえって自分自身を痛めつける結果にならないか。
 ……こういう時に私はちゃんとしげに「一緒にいるから心配は要らないよ」って言ってるんだがなあ。こんな時だけ私のコトバを聞いていないのだ。日頃の悪口だけは執念深く覚えてるくせに。
 平日、しげが一緒にいられるときがまたいつかあるかなあ。
 

 積文館書店を回って、買い損ないのマンガなどを渉猟。
 博多はマトモに新刊書を置いてある本屋が、博多駅、天神あたりまで足を伸ばさないと見つからないので、結構手間がかかる。
 探しているのはあずまきよひこの『あずまんが大王』3巻と、上遠野浩平『ブギーポップ』シリーズの最新刊なのだが、『あずまんが』はあと2冊で売り切れ、というところでかろうじてセーフ。
 でも『ブギー』は影も形もなく、さて、どこまで探しに行けばよいものやら。

 スーパーマルキョウの前のうどん屋で、イカ天掻揚げうどんを食べる。
 しげは肉うどん。「おなか壊しててイタイ」と言ってるくせにどうしてそういうシツコイものを食うか。案の定食ってすぐ、「いてててて」と言い出すが、自業自得なので全く同情する気になれない。
 そのあとスーパーで買い物。

[5]続きを読む

09月10日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る