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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■復活日記(笑)1・加筆もあるでよ/村上春樹『約束された場所で』ほか
 ……わかってんだよ。「肉」は「肉」なんだよ。
 ど、どうせ私なんかただのデブだよう。どんなに痩せてる時だって、腹の肉だけは落ちてなかったんだよう。うっうっうっ(ToT)。
 ……入院中はおとなしくしてようっと。

 身長・体重を計測して、一日の摂取カロリーを算出する。
 ここ何日か、不摂生してたので、結構増加してるんじゃないかと思ってたのだが、一気に83キロ……(・・;)。
 便秘だ。
 便秘のせいだ。私の体内には直径5センチ、長さ35センチ、総重量4キロの太い便があるのよ〜。そうよそうに決まってるわ〜。
 ♪ヘ( ̄ω ̄ヘ)(ノ ̄ω ̄)ノ アーコリャコリャ♪ ヘ( ̄ω ̄ヘ)(ノ ̄ω ̄)ノ♪

 現実逃避してる場合か。
 一日の食事量、1680kcalと決められる。こんなん、ロイヤルホストでナントカ定食でも頼んだら一発で摂取しちゃう量だぞ。一日一食しかできないってことか?(もちろんそうではなくて三食に分けて食わねばならんのであるが)


 午後から第一回の糖尿病教室。
 全部で10回、各1時間ずつ、これを全て受講しなければならないのだ。場所は食堂で、だいたい15人ほどの患者さんが受けに来ている。
 食堂と言ってもごく狭い部屋で、せいぜい16畳ほどの広さしかないのではないか。テーブルは六つ、15人も入ればもう狭っ苦しくて仕方がない。
 入院の予約を一月以上前にしなきゃ取れない理由は、部屋が狭くてヒトが入りきれないってコトもあるのかな?

 今日の授業は「低血糖症状が出たらどうするか」。
 糖尿病ってのは要するに血液中の糖が増える病気なのだが、つまりいつもは高血糖の状態にあるわけである。それを薬やインスリン注射で下げねばならんわけだ。
 ところが病気が進行して、神経障害が顕著になると、薬が効き過ぎて逆に低血糖状態に陥ることがある。下手をすると痙攣を起こし、昏睡してしまったりすることもあるのでマジで命が危ないのだ。
 ならどうすればいいかっていうと、「砂糖を舐める」。……でも、私の場合、まだそんなに強い薬を飲んでいるわけではない。インスリン注射もしていないので、今のところ低血糖になる心配はまずない。のっけから、あまり関係ない授業だったなあ。
 授業をされたセンセイ、結構な早口の方で、私はなんとか付いて行けるが、お年寄りの患者さんたちはチンプンカンプンではなかったろうか。

 
 半日もすると、ベッドに横たわってるせいか、気分がだんだん「病人」っぽくなってくる。
 午後の回診、検査の結果がいくつか出たらしく、「……相当キツかったでしょう」なんて言われてしまう。
 い、いったいどんな結果が出たというの?
 はっきりと数値を教えてくれないので、ムネの中を不安の雲が渦巻いて、心臓がバクバク鳴り出してしまう。普段、疲れたり気分がすぐれなかったりしてたのは、自分がグータラしてるせいだ、と言い聞かせてたんだけど、やっぱりカラダがよくなかったんだなあ。
 現実を目の当たりにさせられるというのはやはりツライ。
 「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを」。
 ……いや、別に私ゃ何の過ちも犯しとらんが。

 先日、「日本人の寿命、また伸びる」と発表があったが、「男性77歳」ってのは私にはどうも無理っぽい。……でもしげは絶対平均寿命より長生きしそうだ。老衰が似合いそうだもんなあ。
 少しでも長く一緒にいるためには、せめて平均寿命くらいは目指しとかないと、先にしげに殺されてしまいそうだ。
 「どうせいつか死ぬなら、いっそのことこの私の手でひと思いに」とか。いや、そういうこと考えそうなやつなんですよ、しげってヤツは。
 

 無聊にかこつけて、早速テレビカードを使ってみる。
 ニュースなどを一通り見るが、ハナダ兄弟のかあちゃんが死んだとか、ムロフシがハンマー投げで銀取ったとか、私にゃ興味のないことばかり。
 いや、ファンの方にはごめんなさいね。 
 気がついてみたら、今日は広島の原爆投下から56年、平和祈念式典も56回目じゃないですか(とムリヤリ話題転換)。

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08月06日(月)
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