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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■アンケート募集/『押井守 in ポーランド』ほか
6 筆者の、社会時評に見せかけた世の中に対するウラミツラミ。
7 筆者の、人生や愛に関して自分だけが深いと思いこんでる洞察。
8 映画・ドラマに関する話題。
9 特撮・SFに関する話題。
10 小説・ミステリーに関する話題。
11 マンガに関する話題。
12 アニメに関する話題。
13 明らかにツクリだと思われる嘘話。
14 おもしろいとこなんてね〜よ。
15 その他 →
ご芳名(匿名でも可)→
『押井守 in ポーランド』読む。
映画『アヴァロン』の撮影記録だけれど、押井さんがまさしく「監督」であることが実によく見えてくる貴重な記録。
何がって、思い切りが実にいいのだ。
言葉の壁、習慣の違い、そういうトラブルが起こることは初めから予想がついている。だから、「トラブル」を起こさない、というより、トラブルが起こりそうになった時に(簡単に言って仲間割れが起きそうになった時に)、どう対処するか。
「僕は現場をやる時は誰と心中するかってのを決めることにしてる。誰が正しいかではなくて誰かを親分にしたてないと物事は前に進まない」
で、押井さんはわざわざ日本から連れてきた日本人スタッフを無視しまくるのだね。ひでえ話だが、それが「監督」なのだ。
なんだかなあ、押井さんのことを「天才」と呼ぶ人は多いが(唐沢俊一さんの場合は皮肉だけどね)、映画を仕切っちゃいるけど、我を通したりはしてないんだよね。というか、初めから「妥協」してる。押井作品はテーマが毎回共通してるからなんだか思想的な映画作家だと錯覚されやすいけど、私は押井さんは「職人」だと思っているのだ。
でなきゃ、『紅い眼鏡』に根っからの「アニメ職人」である大塚康生さんを出演させたりしないでしょ。庵野秀明が「映画監督はどんなものを作りたいかではなくて、この予算と時間でどの程度のものが作れるか計算することです」と言った時、押井さん、初めて庵野さんを誉めたものな。
実際にはそう計参することによって、自分の作りたいものも作れるようになるのだから。
マンガ、細野不二彦『ギャラリー・フェイク』22巻。
オタクアミーゴス会議室でも話題になった、アニメの表現をアートに取り入れた某人物をモデルにして、「パクリ屋」と断言した「カリスマ真贋」を収録。
ああ、それだけで面白い。
筋立てはなんだか短調で要領をえなかったけどね。
DVD『刑事コロンボ 構想の死角』。
スティーブン・スピルバーグ監督と言うことでやたら有名だけれど、新人時代のものであるせいか、切り返しのカットがやたらヘタクソ。
普通のショットとガラス越しのショットを交互に繋ぐバカがどこにいる。
ストーリーも最後が性急で、コロンボシリーズの中ではまあまあといった出来だと思うけどね。
07月09日(月)
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