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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■「マチャアキ」離婚ってあまり言われてない。時代か(+_+)/DVD『八岐之大蛇の逆襲』
「話題」は「話題」でしか埋められないのよ。ほかの何かで代用が効くものじゃない。だから彼女が「夫が忙しくて一緒にいてくれなかった」と言うのを「夫が忙しいんだから仕方ないじゃないか」と切り捨てるのはワーカホリックな日本人の暴論。
若い妻と結婚したんなら、その「話題」を作るために仕事をセーブして時間を作る「覚悟」も必要になるのです。堺正章のほうにもその覚悟が足りなかったってことはあるんだと思うけどね。それは「愛情」の問題ではなくて、「夫としての仕事」なのですよ。
「芸能人としての仕事」を優先したいのなら「結婚という仕事」との両立は無理でしょ? 堺正章も結婚当初は仕事がなくて(^_^;)両立できてたみたいだけど、状況が変わったんだからしかたがないやな。
実際に芸能界に限らず、世の中には「仕事が楽しいから結婚しない」あるいは「仕事が忙しくて家庭と疎遠になったから別れる」って人たちも多いわけだし。だから、堺・岡田の離婚は、極めて自然なものなのであって、それ自体は別に誰から批判されるべきものでもないのよ。
エリック・クラプトンのように「結婚するから引退する」って言えりゃあよかったんだろうけど、多分、堺正章、妻との収入を合わせても貧乏だったんだろうねえ。……ホントか?
今日も残業があったが、なんとか切り抜けて7時過ぎには帰宅。
テレビをつけるとNHK『クローズアップ現代』で、アメリカの「代理母」の問題を取り上げてたのだが、その特集のタイトルが「代理母は許されるのか」。
……だからなんでみんなそんなにえらそうなんだよ。
許されるかも何も、代理母を必要としている人がいて、それを引き受けてあげたいという人もいて関係が成り立ってるのに、一体なんの権利があって「許す」の「許されない」のと判定したがるのだ。神様にでもなったつもりかNHK。
番組の中でも代理母が口々に言ってたが、子供を引き取る親が、代理母を自分たちの子供を作るための「道具」としてしか見ようとしていない、そちらの方が問題なのである。特にその問題は日本人の親の場合に多いという。
つまり、代理母から生まれた子供である、ということを隠しておきたいというのだね。
……隠しておきたいような子供なら最初から作るな(`´メ)。
これも代理母がさも罪悪であるかのように意識誘導しているマスコミに責任の一端があるのである。
「クローン反対」の問題も含めて、「差別を撤廃するフリをして実は逆に差別を蔓延させてる」事例が頻出している。
やっぱり日本人は心の底で「常に誰かを差別したがってる」のよ。
DVD『八岐之大蛇の逆襲』見る。
まだガイナックスがダイコンフィルムだったころ(←『仮面の忍者赤影』風♪)、そのスタッフが総力を結集して製作した超豪華なアマチュア特撮映画。
ブックレットで監督の赤井孝美さん(最近は『プリンセスメーカー』の、と言うより『星界の紋章』のって雰囲気になってきてるなあ)が、「最低のプロ映画」と卑下しておられるが、やっぱりこれは「アマチュア」として評価してあげなきゃ酷ってもんだろう。
だって脚本も演出も、樋口真嗣の特撮だって「アマチュアのくせに凄い」ってレベルでしかないんだもん。平成『ゴジラ』の特撮が部分的に「アマチュア以下」で、『八岐之大蛇』が部分的に「プロ以上」なんで、いかにも伝説の名作と錯覚されてるだけじゃないかな。確かに屋外での自然光による撮影は『ガメラ』三部作の先駆と見なせようが、ぶっちゃけた話、「照明費を浮かせる」手段でもあるのだ。
いや、自主映画は私も何度も作ってるから、その辺の事情は痛いほど伝わってくるし。
じゃあつまんなかったかっていうともう最高に面白いのよ。イタイけど面白い(^_^;)。勢いだけで作ってるのがビシビシ伝わってくるから。
ヤマタノオロチの背中が岩と草ってのもちゃんと『古事記』読んでるなあ、とか、でも首があんなに短いのは特撮の限界だなあとか、「やれることとやれないこと」がはっきり見分けられるのね。だからプロの映画に対する「ここはこうやれたはずだ」という批判が出て来ない。
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06月27日(水)
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