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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■我々は夢と同じものでできている/『MY SWEET ANIME 私のお気に入りアニメ』
 さっき書いた自殺した女の子のこととあまりにシンクロしていて、一瞬、気味が悪くなった。あの子は多分、自分自身の「現実」をやっと手に入れたのだ。夢の中に取り残されたのはむしろ私たちの方だろう。もし私たちのほうが現実だというのなら、口が避けても「命を大切に」なんて世迷言を言ってちゃいけない。それはそうあればいいと願う「夢」を見ているだけだ。
 命が大切にされてる「現実」なんてないのだから。

 あと、もう一つ二つ訂正。
 巽孝之が東映動画の傑作、『わんぱく王子の大蛇退治』を「宮崎アニメ」、と言っているが、まだ宮崎駿は入社していないので誤り。
 また、みうらじゅんが「昔はマンガとテレビマンガは同じものだったが、『アニメ』という言葉が生まれてから違うものになった」というのも認識不足。マンガとアニメは最初から全く違う。大塚康生の本でも読め。『作画汗まみれ』が新版で出るぞ。

 しかしみんな、「アニメが好き」って口にはするけど、「アニメを読む」ことができてないだけでなく、内心やっぱりバカにしてるのが見えてくるのが腹立たしい。最近あちこちでしょっちゅう「アニメは社会的に認知されていない」発言を繰り返す庵野秀明、やっぱり今回も同じことを語っているが、『クレヨンしんちゃん』をバカにする連中のほうが世の中には圧倒的に多いことを考えると、宜なるかななのである(丁度今日、『学校へ行こう!』の「未成年の主張」で、「俺は『クレしん』が好きだ〜!」と叫んでたなあ)。
 「マイ・スイート・アニメ」ってタイトル、皮肉か?


 夜、いつものジョギング。毎日のことだけど、こう書いておかないとサボってるように思われるかもしれないのでやっぱり書いておこう。

 明日、医者に行くかと思うとなかなか寝つけない。
 「死」についてモヤモヤと考えていたせいだろうか。もっとも、自殺肯定のように受け取れる文章を書いたからといって、別に私が自殺したいと思ってるわけじゃないので、ご心配なく。
 第一、自殺しようってやつが同時にダイエット目指すもんか(^^)。

05月22日(火)
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