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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■襟足に寒気/『仮面ライダーSPIRITS』1巻(村枝賢一)
帰りには「お前がなかなか来ないから渡せなかった」と笑いながら、しげへのホワイトデーのお返しをくれたから、いつまでも怒っていたわけではなかろうが、こりゃ今度東京に行くことになったら、もうこうたろう君ちにお泊まりはできないなあ。
……現実にタカリ魔になってたし(ーー;)。
帰りに積文館に寄って本を買い、ガストで食事。
そろそろ本気で体がダルくなってくる。帰宅して日記の続きを書いたころには、さて、明日仕事ができるかという状態になってきていた。ヤバイなあ。
石ノ森章太郎原作・村枝賢一作画『仮面ライダーSPIRITS』1巻。
絵自体が石森さんに似ているアシストのシュガー佐藤より、よっぽど村枝さんの方がマンガとしての仮面ライダーを自分なりに昇華していて面白い。
ストーリーとしてはあくまでテレビシリーズの続編という形をとっているが、キャラクター造形は村枝さん独自の解釈に基づいて描かれており、藤岡弘、佐々木剛、宮内洋のイメージで今回の1号、2号、V3を見てしまうと肩透かしを食らうだろう。
V3なんかほとんど少女マンガの美形キャラだし(^_^;)。
でも石森さん亡きあと、ただのモノ真似の続編を描かれたって読者はそれはそれで納得すまい。多少、「原作と違う」部分があろうと、『仮面ライダー』という作品に込められた石森テイストを21世紀にどう伝えていくかという情熱のこもった作品になっていれば、そこは評価していかねばならないのではないか。
ライダーもシリーズを重ねるにつれ、当初我々の胸を打った「孤独な戦い」が描かれなくなっていったが、今回のマンガにはそれが感じられるのである。
2巻以降、人気の高い1号あたりでなく、だんだんマンネリ化していったスーパー1とかZXあたりの続編を描いたとき、このシリーズの真価が問われるのではないか。
05月06日(日)
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