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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■明日寂しい思いをする人は読まないで下さい/『コロンブスの航海』(J.P.チェゼラーニ)ほか
 『地球防衛家族』の方だけでも見ようかと思ったが、女房が『ついでにとんちんかん』の再放送のほうを見ていたので断念。無理して見ねばならぬほどの出来でもないし。『とんちんかん』、久しぶりに見るので声優などほぼ忘れている。そうか、アンディは島津冴子さんだったか。『アニメトピア』好きだったなあ。しかし漫画のギャグをアニメに移行するのはつくづく難しいと思う。間がまるで違うので笑えぬこと夥しい。特にジャンプ系列のギャグものは『Dr.スランプ』以降、『ONE PIECE』に至るまで、ほぼ全滅状態である。下手に原作ファンがついているので、アニメ的にいじれぬのがネックなのだろうな。絵柄もすっかり変えたかつての『ど根性ガエル』のようなことはもはやできないのだろう。……湯浅政明が作画した『ONE PIECE』なんか見てみたい気はするが。

 仕事帰りにコンビニで買ったハンバーグシチューとサイコロステーキで晩飯。女房、昼はインスタントラーメンで済ました模様。先日5個入りパックを買っておいたのだが、「醤油とんこつはうまいね」と言うので見てみるともう2個も減っている。非常食用のつもりだったんだが、そう言われると私も食べたくなる。
 女房が寝た後(別に寝静まるのを待ってたわけでもないが)一つ作って、目玉焼きと一緒にラーメンにぶっ掛け、ラーメンライスにしたところ、食べようとした瞬間、寝床から女房の「何食べよると〜」の声。……日頃一回寝入ったら、押しても引いても絶対起きないクセに、どうしてこいつは食い物の匂いにだけは反応するかな。結局、女房に半分以上平らげられる。まあ、カロリー高いし、半分くらいで丁度いいんだけれど。

 DVD『バスター・キートンボックス』五枚組、一部だけ見る。
 『キートンの文化生活一週間(マイホーム)』、あの台風で家が大回転する有名なギャグ・シークエンスのある本作、ロスコー“デブくん”アーパックルとのコンビを解消した直後の主演作なのである。しかも既に監督。初手から過激なギャグ作ってた人なんだなあ。当時の短編、設定があるだけで後はギャグでつなぎ、ストーリーの整合性は無視、というのが定番だったことがよく分る。何しろせっかく建てたマイホーム、壊れた途端にキートン夫妻は「まいっか」とそのままほったらかして去っていきジ・エンドなんだものな。
 『強盗騒動(悪太郎)』も脱獄犯に間違えられたキートン、警官から逃げ回るのはいいけれど、最後は濡れ衣を晴らすのかと思えば、結婚して終わりってどういう終わり方だ。もちろん、面白いからいいんだけど。
 チャップリンよりスラップスティックに徹しているのに日本での人気にえらく差があるのはチャップリンに作曲の才能があったことも大いに関連していると思う。NHKで放送される時もそうだが、伴奏が全く映像に寄与していないのである。アメリカも自国の文化に自信持ってるなら、もう少しまともな音楽つけたらどうだ。
 一編に見てしまうのはもったいないので、今日はこれだけ。続きは明日である。

02月13日(火)
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