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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■さりげなく復活。
 ……だからそんなにインフルエンザが怖いのなら、予防接種をなぜ受けないかね。第一、タミフルだって、A型、B型インフルエンザのノイラミニダーゼにのみ効くので、A型、B型インフルエンザ以外のインフルエンザには全く無効なのである。更には、効くのは発症後二日以内と限られている。
 庶民が「パニック」になっていると判断できるのは、そんなことにも気がつかなくなっているからだ。
 ついでながら、アメリカでは、タミフルの特許を所有しているギリアド・サイエンシズ社の株が急騰中で、その大株主の一人であるラムズフェルド国防長官は、どうやら短期間で資産を100万ドル以上も増やしたらしい。穿った見方ではあるが、この「タミフルブーム」にも、「仕掛け人」がいたのではないかというきな臭い感じがやたらする。
 こういうパニックがなかなか収まらないのは、こんなふうに「タミフル買ったって意味ないよ」ってことを具体的に証拠をあげて見せても、「でも、その証拠もデマだったらどうするのか」という、「自分の根拠のない不安の方を行動原理にしてしまう」傾向が、日本人のメンタリティとして定着してしまっているからではないのかといいう気がして仕方がない。不安を煽られると、日本人はともかく「もしかしたら」という固定観念を排除できなくなってしまうのだ。それを排除するためには「別に死んでもいいじゃん」くらいの開き直りが必要になるのだが、庶民にはそれはちょいと難しいことである。あーもう、糞庶民は勝手に好きなだけ散財して、薬屋さんを儲けさせときなさいな。
 医学系トンデモ本の流行にも、「パニック好き」な日本人の国民性が如実に現れているように思う。「ハレー彗星飛来時のゴム買占め」騒動の昔から、日本人は少しもメンタリティが成長してないのね。


 あまりにこの日記の更新が遅れているので、「読んだ本の感想を書いてったらキリがないから題名だけでいいんじゃない?」とグータロウ君から言われた。
 ミクシィを始めて思ったのは、殆どの読者の方が名も告げない「通りすがりさん」であるこちらの日記よりも、お客さんが限られていも「顔が見える」ミクシィの方が、自然に日記書きの中心にならざるを得ない、ということである。
 感想をもう書かないとまでは言わないが、確かに、読んだ本を全部書いていったら、時間がいくらあっても足りないので、これからはそうしようと思う。

11月27日(日)
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