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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ほのぼの気分と切ない気分/ドラマ『1リットルの涙』第一回
 多分、ドラマは、家族の愛に支えられながら亜也さんが病気に立ち向かっていく姿を描いていくことになるのだろう。その姿は恐らくは感動的で、人と人との絆を描く過程はきっと暖かいものであるに違いない。けれども、これまでもう数え切れないほどの「闘病ドラマ」を見てきて思うことは、それでもやはり病人は絶対的な「孤独」の中にいるということだ。その孤独は誰にも埋められない。だから病人はその孤独を人に気付かせないように、それこそ家族にすら悟られないように努力する。でもそうすればするほど孤独は弥増すしかないのだ。
 そこまで踏み入って病気を描いたドラマというのを私は寡聞にして知らない。描けるものではないという気もする。だから私は難病ものが苦手なのである。
でも、沢尻エリカと薬師丸ひろ子が凄くよかったので、次回もつい見ちゃうとは思うけれど。

 続けて『鬼嫁日記』。
 タイトルほどに観月ありさはオニヨメではなくって、健気で可愛かったりする。旦那に「焼肉食いたいから早く帰れ」って言うのも、本当はやっぱり愛してるから、って雰囲気だし。あれならうちのしげの方がよっぽどオニヨメなのである。事実。

 『タモリのジャポニカ』。
 第1回は、敬語の間違いをいろいろ確認してみようって内容。解説が金田一秀穂さんだから、どうしても『世界一受けたい授業』のスピンオフ番組のように見えてしまうのがネックか。
 だいたい、いくら「この敬語は間違ってる」と主張したって、今やそれを恥とも思わないどころか「言葉は時代によって変化するんだから」と開き直る御仁の方が多い時代になっているのである。松嶋尚美はやっぱり「よろしかったですか?」を違和感なく受け取っていたけれど、言語感覚がぶっ壊れている人間に「間違いですよ」と言ったって理解不能なんである。こういうのは小学生までで何とかしとかなきゃ大人になってからじゃもう無理なんでね。

 このへんのドラマをずっと見てたので、裏番組の『終戦60年ドラマスペシャル 日本のシンドラー杉原千畝物語・六千人の命のビザ』は録画。
 夜中になって見始めたので、前半までしか見られず寝る。
 以前、杉原千畝を加藤剛が演じたのと比べると、反町隆史と飯島直子の夫婦愛を全面に出した印象である。
 けれど、後半見る時間が取れるかなあ。

10月11日(火)
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