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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■腐女子さんは今日の内容読んだら気を悪くするよ/映画『失われた龍の系譜 トレース・オブ・ア・ドラゴン』
こないだうちの日記を覗きに来た人のサイト、アクセス解析で分かったんだけれど、これがまあ、百を越えようかってほどのサイトをお気に入りに入れてるんだわ。全部巡回してるとはとても思えないんだけど、それがタイトル見るだけでそれと分かるエロサイトが多いことったら(笑)。かなりな変態さんらしいが、どういう流れで私んとこに来たんだか。もう私は変態さんと係わり合いになんぞなりたかないので、覗きにも来ないでほしいんだけどね。
『仮面ライダー響鬼』十六之巻 「轟く鬼」。
引くなあ(笑)。
いや、「明日夢はいつヒビキの弟子になるのか」って話題なんだけどもね。今回、ヒビキに「少年を弟子にする気はないんだ。少年も鬼になる気はないだろう?」って言わせちゃったから。
確かに、「傭兵になってイラクに行きなさい」以上にキツイ仕事だからね(なんせ相手は化け物である)。そりゃ簡単に「弟子になる?」「はい、なります」って展開にはならないことは分かるけれども、そうやって距離置いちゃうと、「じゃあ、どうしたら明日夢が鬼になるのか?」そのきっかけを作るのが難しくなるよねえ。
昔からこれのクリアーの仕方は、
「1、危険が迫って仕方なくそうなる」か、
「2、偶然そうなる」
くらいしかないんだけど、できれば新しいパターンを開発してほしいもんだね。
今回は(つか前回から)、「轟鬼」誕生編なんで、明日夢君話は次回以降に持ち越しのようだけれど、ふと思ったのは響鬼とか威吹鬼とか斬鬼とか、コードネームなんだから本当は本名があるってことなんだよね。 最終回までに発表はされるのかな?
シネ・リーブル博多駅で、モーニングショー一回のみの映画『失われた龍の系譜 トレース・オブ・ア・ドラゴン』。
日本のジャッキー・チェンのファン・サイトなどでは未だに彼の本名を「陳港生」としているが、実はそうではない、というあたりからこの「物語」は始まる。
うっかり「物語」、と書いてしまったが、このジャッキーの父、陳志平(チェン・ジーピン)、実は元国民党の工作員、房道龍(ファン・ダオロン)の激動の人生を追ったドキュメンタリーは、そのまま戦前、戦後の中国史を「物語っている」。
1915年、中国山東省で生まれた房道龍は、南京で育ち、やがて安徽省に移り、そこで結婚して、男の子二人を設けた。しかし糟糠の妻は長男が七歳のときにガンで死んだ。戦争の影がちらつき始めたころ、生活のために国民党の工作員として働くようになった道龍だったが、日中戦争終結後、国共内乱が起こると、一転して共産党から命を狙われる立場となる。身の危険を感じた彼は、亡妻との間に設けた息子二人を捨て、香港に逃れた。残された二人の子供がいかにして生き延びていったか、それは殆ど描かれない。
香港で道龍は一人の女性と出会う。夫を日本軍の空襲でなくし、二人の娘を育てるためにアヘンの密売で生活を立てていた陳月榮(チェン・ユエロン)は、港の検査官として働いていた道龍に逮捕される。しかし彼女の事情を知り、こっそりと逃がし、友人として助力するようになる。彼らは上海に移り住み、月榮は女だてらに顔役となったが、再び共産党の手が道龍に伸びようとしていることに気づき、娘たちを置いて、二人だけで香港に舞い戻る。そのとき道龍は名前を「陳志平」と変えた。娘たちがどのような苦難の人生を歩くことになったか、それも映画は描かない。
その後、二人の間に誕生したのがジャッキーである。だから彼は自分の姓は「陳」だと信じていたし、自分に異父・異母の兄姉が4人もいることなど、父親が告白する気になった1999年まで知らなかったのだ。当然父親はその時までジャッキーの兄姉を完全に放置してきていたのである。なんともウソ臭いが、どうやら本当の話らしい。
映画の中では、このジャッキーの父親という人が、実に屈託なく自分の過去を語っている。そのおおらかさというか、あっけらかんとした態度は、かえって彼の語る「歴史の真実」が『ビッグ・フィッシュ』のほら話に聞こえるほどだ。
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05月15日(日)
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