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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■多分、世界はいやになるくらい狭い/『アガペ』2巻(鹿島潤・石黒正数)
 一度、そう思い込んでしまったら、他人が自分の思うようにならないと、それは自分がごく普通の人間であって、他人に対してたいした影響力は持ち得ないというあたりまえの事実を受け入れることができなくなる。結果、一種のヒステリー状態を経てその人は他人に対して常に攻撃的になり、人を敵か味方かだけでしか判断できなくなり、自分の不遇は常に他人の陰謀のせいだと思い込むようになり、果ては自分にはこの世ならぬものの姿が見える、自分は神の使徒だ、宇宙意志と交信でき、天変地異だって起こせる、自分に逆らうと地獄に落とすぞ、とまで言い放つようになる。ホモオタさんはそこまで行ってしまった。ホモオタさんに脅され続けて、ついに神経を病んだ女性がいることも私は知っている。
 今日、Aさんから聞いた話によると、ホモオタさんが一時期「研修」の名目で現場を離れていたのは、そういう「被害者」の方の身内の一人が、「告訴してやる!」と激怒して当時のホモオタさんの職場にねじ込み、それを聞きつけた本社が慌てて取った措置だったのだそうだ。
 本社の幹部ども、私にはやたら「告訴したらどうか」と打電しておきながら、実際にキレた人が出てきたら急に及び腰になって、こういう「穏便な」処分でコトを済ませてしまおうとしたのである。ということは、やはり本社はホモオタさんを完全に解雇する気はなかった、と判断せざるを得ない。精神に異常を来たしているという程度のことでは、解雇できないと言うか、既知外相手の厳しい処分は自分たちの身にも被害が及ぶ危険性があると判断して「逃げた」のだ(以前、馬鹿正直にそう口にした支社長もいたから、これは確実である)。
 全く、厄介なのはホモオタさんよりもこういう自己保身に走る本社のほうかもしれない。いっそのことホモオタさんの本名も、本社の名前も暴露してしまいたくなるが、内部告発して不当解雇かそこまでいかなくても減俸処分食らって、これから先、何年も本社と裁判で係争していくとか、そこまでのエネルギーは私にはないし、ホモオタさんが未だに私にちょっかいかけてくるのは、そういうぐちゃぐちゃした事態を召喚したいという思惑もあるのだろうと思われる。「毒を食らわば皿まで」と言うか、「死なばもろとも」と言うか、「窮鼠猫を噛む」と言うか、ホモオタさん、もう精神的にギリギリのところまで追いつめられちゃってるんじゃないかなあ。
 本社の幹部連中も私やほかの被害者にババ引かせたいと考えて事態を放置している糞狸の群れである。その掌の上でいいように転がされたかないから、こっちも命令通りに動いているように見せかけながら実は全く動いていないのだが、その間、ホモオタさんもそれなりに責任のある立場にい続けているわけで、被害者はどんどん拡大されているのである。
 ホモオタさんの話題、これからも尽きることはなさそうであるが、カタストロフが来たときゃ、本社はどう責任取るんだろうかね。それ以前にさっさと定年退職しちまおうって腹か。くそったれめ。


 「現実」と書いて「気が滅入る」と読みたくなる今日この頃であるが、またも悲惨なニュースが夕刊の大見出しに。「脱線」と聞くとすぐに「トリオ」と続けたくなるのは我々の世代の悲しい性(さが)であるが、ここまで大規模な脱線だとシャレにならないのである。NHKは、放送予定だった『きよしとこの夜』に列車の歌を取り上げるコーナーがあるため放送延期だそうな。また、BSフジは『きかんしゃトーマス』の4話分に、列車の脱線シーンがあるため、これも差し替えとか。相変わらずの「考えすぎ」だが(私ゃ地震直後に映画で『日本沈没』見たって放送局に文句付けたりゃしないぞ)、まあ、どうでもいいことにまで文句付けて自分の立ち位置確認しないと不安な人って、世間に腐るほどいるからねえ。
 今日、午前9時20分ごろ、兵庫県尼崎市のJR福知山線の、塚口〜尼崎駅間で、宝塚発・同志社前行きの快速電車(7両)が、速度オーバーで右カーブを曲がりきれず、前5両が脱線して、1、2両目が線路東側にあるマンション「エフュージョン尼崎」(9階建て、47室)北側の立体駐車場をなぎ倒したうえ、マンション1階に激突し、折れ曲がった。

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04月25日(月)
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