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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■たいしてマンガ読んでないのかなあ。/『PLUTO プルートウ』豪華版1巻
それでもたとえば『DEATH NOTE』や『PLUTO』などのように、「これはすごい!」と感嘆するマンガが出てくると、まだまだマンガを読んでいたいなあと思うのである。いや、『ハガレン』も悪くないけどさ、もっともっと面白いマンガ、いっぱいあるんじゃないのかねえ。昔のマンガファンってのは一度ファンになったら、たとえそのマンガが完結してもずっとファンでありつづけたものだけれども、なんか今の若い人って一時的に熱狂はするけど、「読み捨て」感覚でマンガ読んでる気がしてさ、それが一番の溝になってる気がするんである。
まあ、こういう溝って埋める必要もないのかもしれないけど。
イギリスの雑誌“Empire”が行なった「史上もっともセクシーな映画スター ベスト100」という人気投票で、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』や『キング・アーサー』のキーラ・ナイトレイが1位に輝いたとか。私には「なんだかなあ」だった『キング・アーサー』だったけど、お膝元のイギリスでは人気が高かったわけね。
ベスト20は以下の通り。
1.キーラ・ナイトレイ
2.アンジェリーナ・ジョリー
3.オーランド・ブルーム
4.ハル・ベリー
5.ジョニー・デップ
6.マリリン・モンロー
7.ジェニファー・コネリー
8.ヒュー・ジャックマン
9.スカーレット・ヨハンソン
10.ユマ・サーマン
11.コリン・ファレル
12.ポール・ニューマン
13.マーロン・ブランド
14.ナタリー・ポートマン
15.ブラッド・ピット
16.リタ・ヘイワース
17.グレイス・ケリー
18.モニカ・ベルッチ
19.エリック・バナ
20.ブリジット・バルドー
多分アメリカで投票したらかなり違った結果が出ると思うけれど、それにしてもベスト20見てるだけでなんか違和感を覚えてしまう。こういうのが「イギリス人らしさ」ってことになるのかねえ。よう分からんけど。
つまりこれは「セクシー」という言葉についての感覚自体が違ってるってことなのだろう。日本人はどうしてもこれを誘うような匂うような「イロケ」とのみ解釈してしまうが、英語ではそれも含めての男性女性の本質的な魅力、といった意味合いで使われている感じだ。
……というのは好意的な解釈で、往年の名女優、名男優が必ずしも上位に名を連ねていない、ヨーロッパ系映画の俳優があまり顧みられていない(BBがやっと20位だ)、という点を考えると、セクシーもくそもねえ、ただの人気投票じゃないの、という気がしてくる。それが証拠に、6年前にも同じアンケートを取ったそうだけれど、その時の1位、ケイト・ウィンスレットは今回35位にまで沈んでいる。イギリスでもどこの国でも、若い人は特にだろうが、話題作以外の映画なんて見ようともしていない、という傾向が強いようだ。
日本人では唯一、栗山千明がベスト100に名を連ねているそうだが、これも『キル・ビル』以外に日本人が出てる映画を知らからなんだろうね。
それから、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の売れ行きが鈍いそうな。
初版290万部、と言われてもピンと来ないが、紀伊國屋で1コーナー全部『ハリポタ』という状況は見ているから、こんなに山積みにしてたら、かえって購買欲を殺ぐんじゃなかろうかとは思っていた。それでもこれまでの四作は売れていたというから、時の勢いというものは恐ろしい、と言わざるを得なかったが、それにもやや翳りが見えてきたということか。といっても200万部はハケそうだというからまだまだバケモノみたいなヒット商品であることに疑いはない。
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10月02日(土)
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