ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491678hit]
■キャナルシティの「ブルース・ブラザース・ショー」
ジミーさんの紹介で、いよいよジェイク&エルウッドの登場。もちろん、姿も声もベルーシ&エイクロイドにソックリ、というわけにはいかないが、イメージは大事にしている印象。ベルーシは小柄って感じで太った印象はなかったし、ホンモノより声が甲高いのがちょっとだけ気にはなったけれど。
「エヴリバディ・ニード・サムバディ」を歌ったあと、黒人のメイベルさん(映画のアレサ・フランクリンに当たる)が登場、「シンク」を歌って、「バンド、ヤロウトオモウンダ」と主張するジミーさんを引き戻そうとする展開は映画そのまま。
4人揃って「スウィート・ホーム・シカゴ」、「監獄ロック」なんかを歌って、ショーは正味20分ほど。出張公演だから短いのは仕方がないか。その間、しげは、首はガクガク振るわ、日頃ショーや芝居で滅多に拍手なんかしないのに、手が腫れるんじゃないかってくらいにバッチバッチ叩きまくっているのである。……今朝方、あれだけグズってたのはなんでなんだよ(-_-;)。
今日のパフォーマンスは計3回。3回ともしげは見る気満々だったのだが、さすがに夕べの徹夜が響いて、体力が限界に来ている様子である。目の下にクマができていて、歩きながらよろけている。なんだか痛々しかったので、つい、
「……なんならあとの2回、ビデオに撮ってやろうか?」と水を向けたら、「ホント!? じゃあ、すぐに帰ってバッテリー充電しないと! 二階からも俯瞰で撮ってね!」と急に元気になりやがった(~_~;)。
……ええ、ええ、夕方からもう一度私一人でキャナルまで出かけてバッチリ録画して来ましたとも。しげはその間、タカイビキである。ショーの流れ自体は同じだけれど、曲が「ソウルマン」など、少し入れ替わっていた。毎回微妙に変えているようで、確かにこりゃしげが通い詰めるのもムリはないのである。
アニメに関するイヤーンな感じのニュースがいくつか。
まずは東映アニメーションの4〜6月期の連結経常利益が、前年同期比で67%減の3億円弱になったというニュース。
原因はいろいろだけれど、まず、海外でのアニメの人気の低迷が一つ。『デジモン』『ドラゴンボール』の人気が下降ぎみで、昨年から北米で放送を始めたばかりの『キン肉マンU世』『聖闘士星矢』も視聴率が振るわずに、放送終了とか。キャラクターグッズもあまり売れてないらしい。……そういう状況なのに、『ドラゴンボール』の映画化なんて実現するんだろうかね。
国内を見ても、テレビアニメの番組数が前年6本だったのが5本に減り、アテネ五輪関係の特番で放送中止の日も多く、劇場作品の興行成績もイマイチ、DVD販売も減少と、殆ど踏んだり蹴ったりである。
海外で日本アニメの評価が高い、と聞くと有頂天になる人も多いのだけれど、別に日本アニメが世界のスタンダードになったわけではない。文化の違う国で、何かが受け入れられるということは、そこに何らかの「情報の組み替え」が行われていることは確実なので、日本人が熱狂している部分とは全く別の部分に注目している可能性だって大なのである。
もちろん、『ドラゴンボール』などの「格闘」の面白さなどは万国共通とも言えようから、そういうところで受けてるんだろうとも思うけれど、でも、そういう一見普遍性を持った作品の中の、ディテールに垣間見える日本情緒のようなもの、それはやっぱりどうやったって伝わるもんじゃなかろうと思うんである。……あるいは「勘違い」して受け入れられてるとか。『ドラゴンボール』はヒットしても、『セーラームーン』は「ホモっぽい」(@_@)!という理由で拒否反応にあった、なんて話を聞くと、越え難い壁というものは存在するのだよなあと思ってしまうのだけれども。
[5]続きを読む
07月24日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る