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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■『ハニー』、苦戦!(+_;)
……なんだか、女性の社会進出が認められ始めた80年代、「一応、女性が働くのは認めてやるけどさあ、会社に花を沿えるのが目的で雇ってんだから、経営にまで出しゃばって口出しなんかするなよ」って態度取ってた会社が多かったことを連想してしまって、癪に障るのである。『キネ旬』の批評でも、「映画派」の批評家たちには、『ハニー』の評判は頗る悪く、誉めているのはオタクな轟夕起夫くらいのものなのだ。……いやね、あの雑誌のどこがイヤかって、「一応、オタクも認めてやるけどさあ」な姿勢が子飼いの評論家連中に蔓延しているところなんだよね。かと言って、『映画秘宝』は『映画秘宝』で、あの、編集者やライターどうしが実は毛嫌いしあってるような誌面の余裕のなさ、ギスギスした雰囲気もちょっと馴染めないのだけれども。
『ハニー』は確かに絶賛するには痛い、シロウト臭さを感じさせる演出が多々見られはするが、かと言って、フツーの映画を庵野秀明が撮ったって、そりゃもっとつまんなくなると思う。オタクしか支えるファンがいない映画を、オタクが支えようとせんでどうするかと思うのだが。
……早い話が、オタクなら打ち切りに会う前にとっとと『ハニー』を見に行け、ということなのよ。『下妻』ですらまだ圏内にいるってのによう(あれも「オタクの上澄み掬い映画」っぽいよなあ)。
早朝、鴉丸嬢がいきなり来訪。チラシ撮影の帰りにしげが連れて来たのだが、素っ裸で寝ていた私は焦った。見られて恥ずかしがるようなトシでもないが、見せたらセクハラである。部屋も相変わらず乱雑極まりないというのに、しげも時と場合を考えて案内してほしいものだ。
撮影後であるから、鴉丸嬢、当然チーパオのままである。しげが私を職場まで車で送った時も、もちろんそのまんまの格好である。チーパオ姿の妙齢の女性に見送られるというのを職場の誰ぞに見られたら、どんな噂が立つやら、見当もつかないが、幸いにも私が到着した時、職場の玄関には誰もいなかった。天はまだ私を見放してはいないようである。
仕事は昨日にも増して苛酷、残業はまた8時過ぎまで。
パソコンの前で目を血走らせていた(のだろう)ところ、同僚から「魂詰め過ぎじゃないですか? 少し休まれた方がいいですよ」と心配されてしまった。実際、どんどん眼が見えなくなって、キーボードを打つスピードもどんどんのろくなっていくのである。
だからこの仕事だって、例のトン……もう、いいや(+_;)。
帰宅して、BS2で映画『シャレード』。映画自体はかなり昔に見たので、細部はかなり忘れている。オードリー・ヘプバーンとケーリー・グラント主演映画であることはかろうじて覚えていたが、ウォルター・マッソーが重要な役で出演していたのを失念していたとは、いったいどういうことか。記憶力減退にも程があるなあ、と、しばし落ちこんでしまう。
読んだ本、今日も少なめ。
大槻ケンヂ『オーケンのめくるめく脱力旅の世界』、マンガ、あだち充『KATSU!』12巻、高橋ツトム『スカイハイ 新章』2巻、たかの宗美『白衣な彼女』1巻。
でもなんか情報が眼から脳にまで到達してないような気がする。
06月09日(水)
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