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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■入院日記14/存在の耐えられない重さ
「別に驚いたりせんよ?」
「微妙な表情の変化とか、そういうのもなかったわけ?」
「『はあ』って言っただけ」
物に動じないのか、絶句してるのか、どっちなんだろうな。
「持って帰るの大変だったろう」
「『えいや』って言って、肩に担いでったよ」
一応、ちゃんと持って帰ることはできたようである。しげは自分で作ったはいいものの、重くてずっとは持っていられなくて、運ぶのに往生したらしいが、其ノ他君はやっぱり男の子なのだなあ。
其ノ他君の撮ったチョコの写真もメールで送られてきたが、ヘルスメーターで重さを量ったら、8.5キロあったそうな。さほど重くないみたいだが、柄のところだけで持つのは難しかろう。
鴉丸嬢がホームページ用のイラストの下絵を描いてくれたというので、その画像も送ってもらう。一生懸命描いてくれてはいるのだが、こちらが予想していたものとイメージが違っていた。続けて鴉丸嬢に電話して、リテイクを出す。せっかく描いて頂いたものをボツるのは心苦しくはあるのだが、中途半端な作品を掲載しては、プロを目指している彼女自身のためになるまい。電話口の様子だと、批判が怖くて気が引けているようであったが、何かを世間に発表しようって人間が、批判を怖がってちゃいけないのである。
鴉丸嬢、長いこと風邪を引いているそうで、カスレ声である。医者にかかったかどうか聞いてみたが、ほったらかしだと言う。若いからまだ体が持ってるんだろうけれど、具合悪くなったらちゃんと医者にかかりなさいよ(--;)。
02月15日(日)
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