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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■びっるーのまっちーにがおー!/『金色のガッシュ!!』12巻(雷句誠)
ああ、しかし薬師丸ひろ子もついに母親を演じるようになっちゃったか……。
『トリビアの泉』、しょうもないネタも混じっちゃいるが(「トリビアの種」は毎回時間食いすぎ)、これまでの放送分の中では一番「へぇ」が多かった。
でも、それって「台湾の歩行者用信号機の青のマークは赤が近づくと急ぐ」とか「海底にも郵便ポストはある」とか「秋田県では修学旅行生の安否がCMで流れる」とか、その地方に住んでる人なら周知の事実でも、他地方の人にとっては「そんなオモロイことやっとんのか」と笑っちゃうネタが多かったってことなんだが。
同じ日本の中にいても、九州の人間は本州のことはよく知らない人間が多い。しげなどは三多摩と埼玉の区別がつかなかったが、私だって学生のころは埼玉と栃木のどっちが北にあるか知らなかった。実は今もよくわからない。同様に九州全県の名前を言えない東京人も多かろう。無知と言うより、そういうものに接する機会があまりないのである(全国各地の情報に一番詳しいのは昼間の観光番組ばかり見てる主婦だろう)。
チャットであやめさんも仰っていたが、「『春の小川』は渋谷にある」ってのは、渋谷に住んでる人なら知ってる人も多いだろうが、地方人には充分「へぇ」だと思う。私もこの知識を最初に知ったのは仕事休んで寝てたときに見た昼のテレビのご当地案内コーナーだった。これで行くなら「『ぬれぎぬ』の語源は博多の伝説」ってのもトリビアになるかな。
「江戸時代にスフィンクスの前で記念写真を撮った武士がいる」ってネタ、こないだ亡くなった鈴木明さんの『維新前夜 スフィンクスと34人のサムライ』(小学館ライブラリー)を読んでた人が投稿したんじゃないかな。
しかし、番組中でこの写真の保管者が三宅雪嶺であったことや、発見者が鈴木明さんであったことには一切触れなかった。補足トリビアで触れても全くおかしくないのに、あえて隠さなければならない理由がわからない。
また、番組内で「写真に映った人物で後に有名になった者はいない」と断言していたが、それがいかに誤りであるかは、この『維新前夜』をお読みになればご理解いただけよう。
こういう比較的濃いネタのあとに「スフィンクスの目線(視線と言わないと小林信彦が怒るぞ)の先には今ケンタッキーフライドチキンがある」という全くナンセンスな(悪い意味ではない)ネタを持って来るのが対照的で面白いのだが、よくよく考えればこれ、単独だと「へぇ」ではなくて「ふーん」としか言えない程度のネタである。ゲストに出るたび辛い点しかつけない荒俣宏が初めて感心していたのが印象的だったが、これも「組み合わせの妙」ゆえか。
松本零士ネタは「パンツから生えたキノコをちばてつやに食わせた」というもの。「ヒトヨタケ」という正式名称は紹介してたけど、「サルマタケ」とは言わなかったのは放送禁止用語に指定されてるのか? こないだ『爆笑問題のススメ』に出てた松本さん、「スターシアやメーテルのモデルは、シーボルトの孫娘に出会った先祖の記憶が私のDNAに伝わったもの」とデンパなこと仰ってたが、これはトリビアに送っても絶対不採用だろうな(^o^)。
マンガ、雷句誠『金色のガッシュ!!』12巻(小学館/少年サンデーコミックス・410円)。
しげと私の最近のお気に入りキャラは何と言っても「ナゾナゾ博士」である。普通、主人公を導く「導師」は荘厳な老人だったり、優しい女神様だったりするものだが、「ナゾナゾ博士」だもんなあ(^o^)。
ガッシュと清麿を助けるために、ティオと恵を呼ぶのだが、ナゾナゾ博士は何でも知ってる不思議な博士だから(なんじゃそら)、ちゃんと恵の携帯の番号も知っていたのである。
それどころか、最強の敵・ロードの居場所ももちろん知ってるから、“清麿が3日間徹夜して調べ終わったころを見計らって”、その居場所を教えてあげるのである。
ああ、なんていいやつ(T∇T)。
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08月20日(水)
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