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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■「アニメ」ってだけで通じるアメリカ人、どれだけいるんだ/『モーツァルトは子守唄を歌わない』4巻(完結/森雅裕・有栖川るい)ほか
言い換えれば、異文化を楽しむためには勉強して素養を「想像力」だということだ。アメリカ人の中に日本アニメを楽しむ人が増えたということは、本来「ナンデスカ、アレハ? ワケワカリマセーン」って怒る人よりも「ナンダカワカリマセンガ、オモシロイデース」って人が増えたってだけのことじゃん。もちろんその「想像力」を喚起させるだけの力をその作品自体が持ってることが絶対に必要で、最近のディズニーのアニメにはもうその力がなくなっていた、その焦りが日本アニメに目を向けさせたってことだと思う。
ディズニーランドに「トトロの森」とかが造られるようになるのも、そう遠い未来じゃないかもね。
ついにまたダウンして、仕事を休む。
咳が止まんなくなっちゃったし、吐くし、とても仕事ができる状態じゃない。
クスリも切れてたので、しげに医者まで連れてってもらったら、「まだ治ってないんですか!」と言われた。
とりあえずまた注射をしてもらう。念のため、レントゲンを撮ってもらうが、肺には以上はない。相変わらず肝臓が肥大してるだけである(だけってそれだけでも命に関わってくるんだが)。
ともかく熱が出ないってのがネックなんだよなあ。
もしかして私のカラダん中の免疫とか抗体とか、仕事サボってるんじゃないのか。主人に似てるのか?(^_^;)
医者帰りに知り合いの本屋に寄る。
ご主人がいらっしゃらないで、奥さんがカウンターにいらっしゃる。
なんで仕事もしないで、と思われないように、と自分から「風邪で、ゲホゲホ」なんて言い訳しているのが情けない。でも言っとかないと、あの本屋さん、オヤジにすぐ話しちゃうし(ー∇ー;)。
銀行に寄っておカネを卸す。
今月からまた給料が下がってるんだよなあ。不況なんだから仕方ないけど、今まで払ってた給料も過去に遡って1年分ボーナスからさっぴくってのは、ちょっとアコギすぎねえか。去年まで昇給を三年もストップさせといたときには、「これ以上の減給はしない」とか言ってたの、ウソじゃん。リストラされないだけ感謝しろってか。
謝罪のヒトコトもなくって、これで労働意欲を出せって?
ウチの商売がどんどん傾いてくのも自業自得ってもんだ。
夜になっても咳止まらず。
料理を作る元気も外食する体力もないので、晩飯はピザを頼む。ピザ・カリフォルニアに注文するのは初めてだが、チラシを見るとここのメニューにはスパゲティも付いているので、頼んでみる。
チキンとベーコンのトマトソースパスタ、値段は張るが美味い。咳き込んでたんで、鼻にちょっとミートソースが入っちゃったけど。
マンガ、森雅裕原作・有栖川るい作画『モーツァルトは子守唄を歌わない』4巻(完結/エニックス/ステンシルコミックス・580円)。
ううむ、結局モーツァルトを殺したのはあの人でしたね。困ったなあ、これ以上のコメントは犯人をどうしてもバラしちゃうことになるので、面白かったかつまんなかったかすら言えない。
代わりに文句をつけるなら、フリースの子守り歌の暗号、ドイツ語を知らないと解けないってのは、ちょっと卑怯じゃないのよ(^_^;)。いや、そういうのを作っちゃダメってことはないけどさあ、やっぱ作者との知恵比べをしたいってのはミステリファンとしての楽しみなんで、最初から勝負が付いてるってのはちょっと腹立つぞ。ただ、卑怯とは言ったが、ミステリとしてアンフェアではないのね、これ。だってドイツ語喋れないのはあくまで読者の問題で、作者が忖度しなきゃならないことじゃないから。
というわけで、この本を読もうと思ってる方は、最終巻を読む前にまずドイツ語が話せるように勉強しておきましょう。……誰がするんだ(^_^;)。
そういうトリックの経緯よりも、この作品が「物語」として面白いのは、その真犯人がわかったあとでの関係者の身の振り方なのだね。
ベートーヴェンは、チェルニーは、シレーネは、コンスタンツェは、サリエリは、シューベルトは、そして真犯人がいかに「その後」を過ごしたか。
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01月21日(火)
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