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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■実は今日の日記は殆どない(^_^;)。/倉田真由美サイン会
ファンの子と記念写真を撮ったりしていて、時間がかかるが、ゆっくり待つ。
おしゃべりをなんとはなしに聞くが、相槌に「そうなんだー」とか仰ってるのが聞こえて、わあ、くらたまさんのお年で既に「そうなんだ女」になってるのか、と、ちょっと残念。本人に悪気はなくても、これ、「人の話を聞いているようで聞いてない」印象を与えちゃうので、避けた方がいいのである。実際に「聞いてない」場合も多いしねえ。
ようやく椅子に座って、まず「○○様へ」と本名を書いて頂く。私の本名は書き間違えやすいので、ちょっと気になったが、正しく書いて頂いてホッとする。
「やっぱり『だめんずうぉ〜か〜』のファンなんですか?」
「いえ、その前の、“就職に失敗してビンボーになって”ってマンガのころから……」
「そうなんだー、そういう人って珍しいですよぉ」
「いえ、こんなオジサンですみません」
「いえいえ、とんでもございません」
ああ、「とんでもない」の敬語表現も間違えておられるな。これはもう仕方がないけれど。最初に間違えたのは山本富士子だという説があるが、どうなんだろう、美人が間違えると、否定はしにくいものであるから信憑性はあるかもしれない。正しくは「とんでもない(こと)です」もしくは「とんでもないことでございます」。長いから省略したいって気持ちがこんな表現を生み出したんだろうと思われる。ここまで浸透していると、そのうちこれも誤用とは言えなくなるか。
「ヒットおめでとうございます」
と告げると、「ようやくですね」とやや疲れた声で返事をされる。
「岡田斗司夫さんにも随分苛められたそうで」
と言うと、イラストを描いていた手がピタリと止まる。しかも俯いたまま動かない。どうやらホントに苛められてたらしい(^o^)。
そばにいた店員さんが「と学会の方ですか?」と聞いてきたので、「AIQの方で」と答える。倉田さんに「2月にお会いしますが、何か伝言しておきましょうか?」と言うと、ややどもりながら「し、しあわせ探してます、と伝えて下さい」と言われる。なにかありそうな返事のしかただなあ(^o^)。さあ、これはこのまま伝えていいものかどうか。
できあがったサインはくらたまさんのキス顔つき。並んでた人はみんな握手をして辞去されていたが、私は一礼しただけ。ヘタに手を握ってポッとしちゃったり、この手はしばらく洗わん! とか言ったりしたら、そのことをあとで知ったしげに(こうやって書かなきゃいいじゃんと言われそうだが、ウソついたらいずれバレるし)嫉妬されるのは目に見えてるからな(^_^;)。
くらたまさんにまっすぐ目を見て微笑んでいただいたので、応援に来たファンとしてはそれで充分である。
果たして先があるのかわかんないけどバツイチ一児ありで頑張ってらっしゃいますから、みなさんもくらたまさんを応援してあげてください、マンガに描かれてるほど性格は悪くなさそうですよ。
帰宅したのは4時。
部屋を覗いてみると、マグロが二匹、並んでいる。
いやね、なんと床にホットカーペットが敷いてあって、そこにしげと鴉丸嬢が二人して並んで寝てたのよ。
どうやら部屋の片付けはすっかり終わったようだけれど、疲れ果てて寝てしまったらしい。起こすのも悪いので、そっと脇を通って、パソコンの椅子に座る。鴉丸嬢はそのうち起き出したが、よっぽど疲れてるのか、しげはイビキをかいたまま。
7時を過ぎて、これじゃさすがにマズイとムリヤリ起こす。今日は更にこのあと、劇団の忘年会も控えているのだ。
其ノ他くんを迎えに、しげと鴉丸嬢は8時に車で出発。私はバス停に向かうが時間がうまく合わないので、散歩がてら歩くことにする。
開始時刻の9時15分前に会場の「豊竹」に到着するが、今回特別ゲストのエロの冒険者さんとZUBATさん、既に来ておられた。主催者が遅れるというのは全く申し訳ない話である。
予約は入れていたはずなのだが、どうも忘年会が重なっていて、まだ席の用意ができていないそうである。おかげで寒空に三十分ほど待たされた。
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12月15日(日)
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