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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■また上京……?(゚゚)/DVD『刑事コロンボ 魔術師の幻想』/『スパイラル 推理の絆』1〜3巻(城平京・水野英多)ほか
 でも、この「勘違い」のほうがいかにもコロンボっぽく思えるから、意外にこれは怪我の功名ではなかったろうか。原音のコロンボは小池版より冷徹である。

 もう一つ、特撮ファンにはニヤリとできる趣向が一つある。
 サンティーニを演じているジャック・キャシディ、彼はコロンボシリーズに『構想の死角』『第三の終章』に続いて三作出演しているのだが(惜しくも寝タバコで焼死して、本作が遺作)、三作とも声をアテているのは「田口計」である。
 で、今回のキャシディは奇術師役で、しかもその得意技は「水中脱出」だ。
 これでピンと来なければ、特撮ファンとは言えまい。♪(((#^-^)八(^_^*)))♪
 そう、『怪奇大作戦』第一話『壁抜け男』で、脱出王と呼ばれた奇術師、キングアラジンを演じていたのが田口計なのである。偶然の符合ではあるが、「コロンボVSキングアラジン」の対決と思うと、なんとも楽しいではないか。
 これが当初予定されていたキャスティング通り、サンティーニ役をオーソン・ウェルズが演じていたとしたら、日本人にはあまり面白くなかったことだろう(トシ食って太ってからのウェルズは、随分大根になっている)。特に熊倉一雄あたりに吹替えられた日にゃあ……。
 

 夜、東京のこうたろうくんへ電話。
 掲示板に豊島区が江戸川乱歩展を開く予定だという報せを書いてくれていたので、その詳細を聞いてみたのだが、ファックスで送ってもらった今朝の読売新聞の記事にも、「来年1月下旬から2月上旬にかけて約十日間」とあるばかりで、詳しい日程や会場は書かれていない。
 区のやることだからショボイんじゃねーかとも思うが、それでも「貼雑年譜」を展示、なんて書いてあると心もそぞろになるのをおさえきれない。乱歩ファンなら先刻承知、乱歩自身が自らの経歴を新聞記事や批評文などを貼り付けていって作成した「自伝帖」であり、今までに出版されたことはたったの二度、しかも何冊もあるうちのほんの一部でしかない(廉価版を私は一冊だけ買った)。どの程度見せてくれるのかなあ。めくって読めるようにしてくれてたら嬉しいんだけど無理だろうなあ。
 乱歩が撮った8ミリビデオの上映もあるそうだ。映画・演劇にも並々ならぬ興味を示していた乱歩がカメラに飛びつかなかつたはずはないが、これも一部が『知ってるつもり』や『西田ひかるの痛快人間伝』などで一部が紹介されたことがあるに過ぎなかった。ウウウ、みたいぞ、くそう!(T∇T)
 「また上京するかい?」とこうたろう君は悪魔の誘いをしかけてくる。でも、今度はしげも連れてかないと、帰宅したら家の中の本とDVDが全て燃されているなんて事態になりかねないのだ(◎_◎;)。しげとの休みの予定は合うかなあ、オタクアミーゴスの公演も間近だしなあ。なによりボーナスカットのウワサもあるしなあ(^_^;)。事態は予断を許さないのであった。


 今日から始まった『BSマンガ夜話』、第一夜は『最終兵器彼女』。
 後半どんどん「マンガで描かれた詩」みたいになっちゃって、殆ど読まなくなっちゃってたし、アニメも斜め見だったんで結末がよくわかんなかったのだが、やっぱりあれ、最後は地球上にたった二人だけって話だったのか。
 「究極のラブストーリーを描こうと思ったらどうしてもそうなる」って話が出てたけど、他にも手はある気はするけどなあ。「二人だけの世界」という意味では心中と変わらんよ。回りが死んでるか自分たちが死んでるかの違いでしかない。愛の物語を描くのに後ろ向きな姿勢でいるのはどうもね。


 マンガ、城平京原作・水野英多作画『スパイラル 推理の絆』1〜3巻(エニックス/ガンガンコミックス・各410円)。
 この作者、二人とも女性だろうか? なんとなくそれっぽいんだけど。
 城平さんの『名探偵に薔薇を』は途中まで読んでたけど、どこか本の山に沈んでるな(^o^)。だもんで、原作のみの担当とは言え、一部にカルトな人気を呼んでるらしい城平さんの作品に触れるのはこれが初めてである。
 某掲示板でもアニメ版が散々からかわれてるので、こりゃ読んでみなけりゃいかんよなあ、と思ってとりあえず三冊買ってみたけど……。

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10月28日(月)
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