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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■もうあのクニについて書くのはやめようかな/ドラマ『迷路荘の惨劇』/『よみきり▽もの』3巻(竹本泉)ほか
文化相対主義で行けば、そもそも北朝鮮とも韓国とも日本は付き合えないのは解りきってる。それでもなお国交正常化を図るというのなら、彼らの洗脳を解くことから始めなけりゃしょうがない。彼らは病気なんである。病人に対応するように接しなきゃならないんである。なのに、医者が患者に対してヒステリックに怒ってちゃ、話にならないのである。
ご家族の方々に怒りや憎しみを捨てろ、などとキレイゴトを言いたいわけではない。だが、「早く拉致されたあの子に会いたい」と願うご家族もいるのに、「調査が不充分な段階で面会したくはない」と、全員に一律的な行動を取らせるあたりに、私はどうしてもキナクサイものを感じないではいられないのだ。
愛する家族と引き離されたら、「一刻も早く会いたい」という感情のほうが先に立つものではないのか? 政府批判より、北朝鮮憎しより、ともかく会わせてくれ、という気持ちの方が湧き上がって来るんじゃないのか? 私がしげを拉致されてたら、「もう少し待たねば」なんて言ってるやつが仲間うちにいたら、そいつのこと、絶対ぶん殴ってるぞ。っつーか、もともとああいう家族同士の連携自体、初めから取らないと思うけど。
政府は、「家族の思いを第一に、今後の調査にあたる」と答弁している。小泉首相も同様の発言をしていたが、これがリップサービスとすら言えない姑息なゴマカシ以外のナニモノでもないことは、端から見ている者にはハッキリ分る。家族の思いを第一にしちゃったら、北朝鮮の体制そのものを批判していくしかなくなっちゃうのだ。いかにアメリカの後押しがあるとは言え、別に弱腰が改まったわけでもない日本政府が、それほど強く北朝鮮に当たれるものかどうか。
もちろん、国内の世論のことを考えたら、そう言うしかないことも分りはする。けれど、だいたい「弱腰、弱腰」って批判してるけど、政治家がちょっと強い態度に出たら、右だろうと左だろうと、「あれはヒトラーだ」「ファシズムだ独裁だ」とクソミソに貶して骨抜きにして来たのは、やっぱりマスコミだったし、「世論」ってやつだったじゃないか。「NOと言えよ」なんてセリフ、誰がどの口で言えるってんだ。
北朝鮮がウソをついているとすれば、横田さんの死の事実そのものではなく、死因だろう。仮に横田さんが発表通り自殺したのだとしても、そこまで彼女を追い込んだ原因はなにか。そこに「北朝鮮を憎むべき理由」を見出すことはたやすいことだ。家族の追求通りに調査を続けることは、憎しみに基づいて相手を疑うということであり、たとえ真相がわかったとしても、やはり変わらず北朝鮮を憎み続けるということでもある。いや、憎しみではない、理性的な批判だとおっしゃる方もおられようが、批判と憎しみを明確に区別できる人間なんて、そうそういるものではない。せいぜい怒りにオブラートがかかるか、屈折した形で現れるだけである。
誰かを憎み続けることでしかアイデンティティを保てない人間の醜さは、それこそ北朝鮮や韓国を見てきて日本人はいい加減、ウンザリしてきたのではなかったかね? それと同じく、「朝鮮人を許すな」キャンペーンを、張ろうとしている連中が、実はそこいら中にウヨウヨしてるんじゃないか。彼らの矛先は、果たして政府や北朝鮮にだけ向けられるものだろうか? 気がついたら、世間の情報に疎い人間に、なにやら「非国民」的レッテルが張られようとしているのではないか。私にはそちらの方が気持ち悪くて仕方がない。
もっとも、栗本“拉致されるのもチャンスじゃん”薫さんに、もしもそのレッテルが張られたとしたら、それは自業自得だと思うけどね。
アニメ『ヒカルの碁』第五十一局「倉田六段」。
おお、倉田さんの声、岩田“オラですだ”光央か。
なんてピッタリな(^o^)。
この声聞いたら、ほかの声優さんが考えられないなあ。ほかの声優さんは声優しゃべりが鼻につくけど、倉田さんはもともとそういうキャラだから違和感ないのである。
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10月02日(水)
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