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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■まあ、冷静な人間なんていないんだけど/『小説ウルトラマン』(金城哲夫)ほか
「上が動かないから」、当然、下っ端は動けない。動けば潰されるとわかっていて動くバカはいない。杉田千畝が何千人何万人もいるわけがなかろう。我々は「無責任」という共犯幻想の中で生きる生活を自然に選択しているのである。
朝鮮総連の北朝鮮国籍の人たちが、今、慌てて韓国籍に鞍替えしているそうである。……国籍って、そんなに簡単に変えられたの? (。_゜)?
これをみっともない、と評するのは簡単なのだが、彼らも自分が迫害されると知りながら、座してそれを待ってもいられまい。中には、本当に拉致に関わった人間もいるだろうから、身を守るためにはナリフリかまっていられないのである。
まさしく卑劣、無節操には違いないが、北朝鮮という国に固執していないだけ、マシだとも言える(もっとも国籍変えてスパイ活動する可能性もあるが)。
さて、我々は彼らを受け入れて、なお偏見を持たずにいられるかどうか。
今まで「無責任」を通して来たのなら、当然、今まで同様、たとえ相手が拉致の関係者であった可能性を感じてもなお、変わりなく接しなければウソだろう。それは、「君が、たとえ北朝鮮の命令で仕方なく任務を遂行していたとしても、君は君だから、変わりなく接するよ」、なんて甘っちょろいものではない。
「君が今でも北朝鮮の工作員で、私を自分の任務に利用しようとしているとしても、あるいは仮に私を拉致しようと考えていたとしても、そのことで君を責めはしないよ。当局にチクリもしない。もともと君と私は友人ではあっても他人なんだから。ただ、ホントに拉致ろうとしたら本気で殺すぞ」
これくらいの覚悟がなくて、他人と付き合えるか。「偏見を持つな」ったって、拉致の実態が判明して行けば、北朝鮮の関係者が十把ひとからげに拉致疑惑で見られるのを回避することは、土台、無理な話だ。だったら「偏見持った上で付き合う」選択をするしかなかろう。それのどこが悪い?
それとも本気でオウムの時のように、「北朝鮮は日本から出て行け」キャンペーンを張るつもりか。今までだって「スパイ天国日本」なんて言われてきたわけだろうが。隣の人間が実はスパイかもって状況を、受け入れて来たんじゃなかったのか。今更何を動揺している。
実際、「北へ帰れ」と言ってるやつも、「在日差別をするな」と言ってる連中も、どちらも情報に振りまわされ、冷静さを著しく欠いている。今回の件で、我々の周囲の状況の何がどう変わったっていうのか、冷静に考えてみてほしいものである。
仕事、残業の予定だったが、早く帰れることになる。
しげには、「遅くなるときには電話するよ。電話がないときは定時に帰れるから迎えに来て」と頼んでいたのに、あのばかちんは寝惚けてやがったのか、「遅くなる」の部分しか聞いてやがらなかった。
もう夕方でも肌寒くなってるってのに、いくら携帯に電話をしても返事がない。仕方なくタクシーで帰ると、やっぱり高いびき。
タクシー代を取りたてたから、一応私の損はないんだけども、別にしげから金を取りたてたいわけじゃない。なんでこうもないがしろにされなきゃならんのか、それが侘しいのである。
夕方からアニメなどダラダラ見る。連続してみるのは結構久しぶり。
『キン肉マンU世』『シャーマンキング(最終回)』『テニスの王子さま』など。感想は別になし。悪いか。
『ヒカルの碁』第五十局「藤原佐為?」は総集編。
佐為の回想でヒカルとの出会いが語られ、主にアキラと佐為の対決を中心にこれまでの展開が語られる。最後が洪秀英(ホンスヨン)に「俺の名は進藤ヒカル!」と宣言するシーンで終わるまとめ方は、ああ、そうか、これも「佐為との別れ=『ヒカルの碁』の始まり」の伏線だったんだな、ということが解って、なかなかウマイ。
『世界危険映像まる見え恐怖の怪奇事件大捜査スペシャル』。
……タイトルなんとかしてくれ(-_-;)。日本語になっとらんわ。
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09月25日(水)
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