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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■なんだかいろいろ/『一番湯のカナタ』1巻(椎名高志)/DVD『ハレのちグゥ デラックス』第2巻/舞台『天神薪能』ほか
というわけで、ここからが23日の分。
けど結構いろんなことがあったんで、凝縮して書かないと、またハミ出ちゃうな(^_^;)。
北朝鮮拉致事件で最後に身元確認された曽我ひとみさんが、日朝首脳会談当日、外務省幹部との面談を「会いたくない」と断っていたとか。拉致議連の平沢勝栄議員は「本人の意思であるわけがない。言わされたに決まっている」と断言したようだが、何を根拠のモノイイかなあ。
もちろん、北朝鮮側に言わされた可能性も否定はできないが、今まで生存していられたってことは、北朝鮮の工作員として働いてたってことなんである。アンタ、祖国を裏切って、なおかつ肉親に堂々と会えるものかね。世論は「拉致被害者を返せ」と単純な論調に終始してるが、実は生存者は既に洗脳され、被害者から加害者になってる可能性だってあるのである。帰国して、スパイ活動をしないと断言できるものかどうか。
みんな忘れてるはずはないんだけど、「李恩恵」とされる日本人女性、田口八重子さんが死んだのは、まず間違いなく大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫・元工作員の教育係だったことがバレたからでしょう。
ある意味、曽我ひとみさんが、「会いたくない」と言っている、というのは、北朝鮮が今後日本に対して非合法活動、敵対行動を取らない、と意志表示しているという意味でもあるのである。生存者がみんながみんな、「喜んで帰国したい」と言い出したら、そのときの方がよっぽど事態は危ういと見たほうがいい。
そのことをマスコミだって気づいてるくせに、どうしてまた「感動の再会」を演出しようなんて姑息なこと考えてやがるのだ。政治に人情の問題をはさんだらどれだけ危険か、考えたことはないのか。
「拉致被害者は帰らない方がいい」という意見が、家族の方々に対して厳しいモノイイだということは分るが、現実というのはそういうものである。たとえ国交が正常化しようが、真の解決などはありえない、という事実を、批評家でも芸能人でも誰でもいいから、テレビでちゃんと語ってくれよ。
自民党の野中広務元幹事長、訪問先の中国で曽慶紅・中国共産党組織部長と会談したときに、「机をたたいて交渉していた時、既に6人が亡くなっていたかと思うと、無念で、言葉もない」と語る。
さて、これが自らの「無能」を自覚した言葉なら、政治家にしては珍しく誠実な発言だけれど、それはまずあるまい。ある程度気づいてたのにウソついてるのか、それとも、ただの自己弁護なのか。
曽氏が「中国は(北朝鮮の犯罪と)知らなかった」と嘘八百を堂々と並べ立ててることから判断しても、多分、野中さんは中国と北朝鮮の手にマンマと乗せられちゃってて、本気では動いてなかった、あるいは動き方がわからなかったと見るのが妥当なとこだろう。まあ、ここで曽氏がバカ正直に「スマン、実は知ってたけどオマエには言わなかった」なんて謝るわけないんだけど。
そんなことにも気づかず、ここで曽氏を追求できないところが、やっぱりこの人が無能である証拠。騙される人間はどこまでいっても騙されるのだ。
だから「騙されるやつが悪いんだよ」なんて霧島美穂みたいなこと嘯くやつが増えるのだ。
もっとも、今更日本の政治家を批判したってしょうがないのよ、所詮そんなのは無意味な内紛なんだし。マスコミは、も一つ、北朝鮮の犯罪に中国がいかに後方支援したかを暴露していかなきゃならんはずだが、おそらくそんな発想はないんだろうな。弱腰だけならまだしも、バカってのは始末に負えない。
政治家の批判はそれはそれでしていいんだけど、一番の批判の標的がどこなのか、忘れないでほしいもんだ。
DVD『ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス』第2巻「ちょっとまってマリィたん/第二回」の2話。
サブタイトルに“illusion”と付いてるのはやっぱりこの話が全部グゥに食われたハレの見てる夢ってことだからだろうか。
それはともかく、なんだかテレビシリーズよりどんどんギャグが過激かつオタクっぽくなっていくように思えるんだが、放送コードがなくなってスタッフ暴走してるのかな。ベルの鼻血もテレビシリーズより三倍増し(当社比較。ってどこや)って印象だし。
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09月23日(月)
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