ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491718hit]
■爆走……できねーなあ(^_^;)/『スーパーロボット烈伝』(石川賢)/『光の島』3巻(尾瀬あきら)/『黒ベエ』1巻(藤子不二雄A)ほか
夜、こうたろう君に電話。
彼も『スターウォーズ エピソード2』を親子連れで見てきたそうで、前半の退屈なシーンの連続には閉口したそうだ。
「草の上を抱きあってゴロゴロって、どうしようかと思っちゃったよ」
そりゃ、どうしようもないよ、ありゃ(^_^;)。
やっぱり精神年齢が高校生で止まってるやつに映画作らせちゃなあ。
いろいろまたまたここに書けない話など、1時間以上駄弁り。気がついたらWOWOWで録画してた『陰陽師』が終わっていた。全く、オタク話のタネは尽きない。
しげが仕事から早めに帰って来たので、「びっくりドンキー」で食事。
しげが「まだ飽きてない?」と聞くが、そりゃ何度か食べてりゃいつかは飽きは来る。ここのハンバーグもそろそろ味の見当がついてきたんだけれど、また「めしや丼」か「王将」に戻りたくはないし。
というわけで(何が「というわけ」か)ハンバーグとスパゲティを食べる。
マンガ、永井豪原作・石川賢とダイナミックプロ作画『スーパーロボット烈伝』(双葉社/アクションコミックス・1000円)。
スーパーロボットシリーズとか、世界観が違うモノをムリヤリくっつけたやつって、私にゃ全然面白くないんだけれども、一応原作者本人が描いてるんだからちったあマシかと思ったら、つまんねーったらありゃしない。デカイ敵出して突っ込ませりゃいいってだけの話だもんなあ。
しかも最後はマジンガーZ、グレート、グレンダイザー、ジーグ、ゲッターGの全ロボットが合体して、完成したロボットの名前が、「ダイナミックサーガ」って……。ばか?
一応、本シリーズとはパラレルな設定になってるんだろうけれど、どうせそうするんなら読切単発で適当に話を繋げるんじゃなくて、一本筋の通った話にしてほしかったな。
後半に行けば行くほど絵が荒れ出すし、ロボットばかりで人間キャラが出なくなるし、たまに出たかと思ったら、石川賢じゃなくて安田達矢が描いてるし。ジーグだからそれはいいんだけども(よくわかんないひとのために注。一応、全部永井豪原作ってことになってるけど、実際にはジーグは安田達矢の原作・作画なんである)。
こういう「夢の競演」ってやつに弱いファンもいるみたいだけど、余りやりすぎると安っぽくなっちゃうんだけどなあ。『仮面ライダー』や『ウルトラマン』だって、後半に行くほど「ヒーロー競演モノ」がつまんなくなっていったでしょ。マジンカイザーくらいに留めておくのが無難だと思うけどね。
マンガ、尾瀬あきら『光の島』3巻(小学館/ビッグコミックス・530円)。
ふと思い出したけど、私ゃ昔、尾瀬あきらのマンガって、かわいい女の子キャラ目当てで買ってたんだよな。いや、『夏子の酒』のころじゃなくて『初恋スキャンダル』のころ。f(^^;)
「松本めぐむ」名義で『バビル2世』とか書いてたころはあまり女の子の絵、うまくなかったけど、『初恋』でちょうどあだち充から始まる少年マンガのラブコメブームに乗ったんだよな。尾瀬さん自身はそのころの記憶は封印したいかもしれないけれど、実はキャラクターの表情の作り方は、だいたい『初恋』と『飛べ!人類』のころに固まって、それ以来たいして変わってないのである。
なんでこんなこと書いたかというと、今巻新登場の美幸を見てて、このキャラをきちんとヒロインにしたてることができたら、尾瀬さんもう一つ化けられるかもな、と思ったからだ。
言っちゃなんだが、『夏子』以降の小瀬さんのマンガはどのキャラもみんな同じ顔をしていてつまらない。深刻そうにテーマを語り、誰かに向かって叫び、説教臭いばかりでかえってリアリティに欠けている。ここで俯く、ここで目を見開く、ここでコブシを握る、要するに、型にはまった芝居しかできていないのだ。
美幸は今までの尾瀬キャラと少し雰囲気が違う。まずかわいくない。面長でおでこは広いし鼻は低い。性格はヒネクレている。過疎で子供がノドから手が出るほどに欲しい、言い返れば大人のエゴで子供をほしがっている唄美島に自ら行こうとする。何を考えているかわからないところがある。
[5]続きを読む
08月04日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る