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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■暗い木曜日/『名探偵コナン』37巻(青山剛昌)ほか
 「寝つけないなら黙って、ジッとしてりゃいいじゃないかよ」
 「ジッとしてたら怖いやん!」
 「怖いこと妄想するからだろ!?」
 私にはしげが自ら眠らないように眠らないようにしているようにしか思えないんだが。私のように、寝ようと思ったら一瞬で落ちることのできる人間には、しげの悩みがよく解らない。すぐに睡眠に入れるいい方法というものはないものだろうか。

 寝不足でも腹は減る。
 しげはまた「王将」。……よりによって、村田英雄が死んだ日に「王将」かよ、と思うが、冷静に考えれば、そんなことを関連付けて気にする方が神経をヤラレている。そうだよ、だから鬱なんだってば。
 こういうときは具合が悪くなるとわかっていてもドカ食いしてしまうものである。
 私はスタミナセット、酢豚と餃子と唐揚げ定食。
 しげもなんとかセットで、炒飯と餃子と唐揚げ。
 これだけ食ってもなんとか体重は82キロ前後でキープ。食い控えれば、確実に痩せられるはずなんだけど、それをついつい食っちゃうのはやっぱりストレスが溜まってるんだよなあ。


 夜、気分悪いと言ってたわりには、しげ、寝つけないで甘えてくる。
 「なんだよ鬱陶しいな」
 「眠いとよ、眠いけど寝れんとよ」
 「眠いなら寝れるやろ」
 「だけん寝れんて」
 「俺は眠いから寝れるぞ」
 と言って、次の瞬間には寝た(^o^)。だから、そのあとしげがどうしたかは知らない。
 冷たいようだが、しげの甘えに付き合ってやると、今度は私が寝不足になるのだ。そこはどうしてもしげに泣いてもらうしかないんである。
 
 
 マンガ、青山剛昌『名探偵コナン』37巻(小学館/少年サンデーコミックス・410円)。
 あー、買ったまんま、読むの忘れてた。
 もう来月には38巻出るぞ。
 毎回、中身をコキ下ろしながら、それでも37巻までよくも買い続けているものだと自分でも感心。誤解のないように言っとくと、『コナン』はミステリマニアの視点で見たらとことんバカバカしいんだけど、少年マンガを楽しむムキには全く問題ないんだからね。
 『コナン』ファンのサイトや日記を覗いてみても、ミステリとしてトリックがどうだとか、動機は自然かとか、そんなことほとんど触れられてないし。
 だから今巻でも、毛利小五郎と妃英理のナレソメのころが語られたりすると、それだけで充分満足しちゃうんだろうね。
 しかし、いい加減、ダイイングメッセージものはやめよう。マトモなミステリ作家なら、こんな不自然なモノはないと知ってるから、よっぽどいいトリックを思いついたんじゃなきゃ、イマドキは新本格の作家だって、こんなネタは扱わないよ。
 黒の組織の手がかりを入手ってことは、そろそろ『コナン』も最終シリーズに突入か? って感じだけど、映画『ベイカー街の亡霊』もシリーズ最大のヒットを飛ばしたそうだし、こんなドル箱を今のサンデーが手放すかね? もしかして作者は40巻で切りよく終わりたいとか考えてるかもしれないけれど、あと3年、50巻までは続くんじゃないか。
 これもどーせ、時の流れは止まってるんだし(それだけでも本格ミステリとしちゃ許せないよな)、新一が帰ってこなくても、出席日数不足で退学になったりはしないだろうよ(^o^)。

06月13日(木)
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