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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■しげ伝/『人生は五十一から』(小林信彦)ほか……“NEW”!
 私の日記の中のしげは、まさしく私の解釈上のしげでしかないのだ(何よりしげ自身から、私は「しげというヘンな妻が存在している妄想を抱いている男」というレッテルを貼られている)。
 ウソを書いているつもりはない。
 けれど、どんなにリアルにしげの言動を移したところで、そこからぽろぽろと零れ落ちて行くディテールは確実にある。結果、いくら言葉を尽くしても、いや、尽くせば尽くすほど、私の書くしげ像は実態から少しく乖離していく。
 だから、ここに読者の「誤解」が生じるのは必然ではあるのだろう。
 だが、それでも私は語らねばならないのだ。しげという人間が何であるのかを。余りハッキリ書くとこっぱずかしいから書かないでいたけれども、この日記は、以前、別のHP内の日記として書いていたときから、「しげとはナニモノかについて書く」ということがコンセプトとしてあったからだ。
 これは、日記の形を借りた『しげ伝』でもあるのだ。
 ……そうでなきゃ、こんなに更新遅れてるのに、それでも書き続けることなんてしてないよ。

 だから、読者のみなさまにはぜひ、お願いしたい。
 この日記の記述から、しげについて、その人物像をどのように想像して頂いても、それは自由だ。しかし、それが果たしてしげの実態と一致するかどうか、それは保証の限りではない。一致することはまずない、と思っていただいても結構である。
 全ての「伝記」が、その人物の真実を描くものではなく、我々の欲している物語を紡いでいるがごとくに、私の『しげ伝』も、一編の創作であるのだから。
 トラブルの原因は、まさしくそこを勘違いされた点にあったのだ。
 ……具体的な例が出せないんで、なんだかやたら韜晦した文章になってるけど、勘弁ね。

 山道を車で越えながら、しげがふと口にする。
 「考えてみたら、オレ、生まれてからずっと、傷ついたことってないなあ」
 こいつくらい、過去の心的外傷を山ほどしょいこんでるやつもそうそういないと思うが、しげのオソロシイところは、その傷がもとで言動に少しく障碍を持っているのがハッキリしているのにもかかわらず、そのことを全く引け目に感じていない、……というより「忘れている」ということだ。
 これが「バカには勝てん」と言うことなのだろう。


 仕事帰り、マルキョウで買い物。
 もうすぐちょいと旅行するので、余り日持ちのしないものは買えない。
 結局、米を買ったほかは、二、三日分の冷食と、トウフと、イチゴと甘夏を買う。
 しげがどこぞから非合法の食料をくすねてきているが(^_^;)、これも数日中に食わねばならない。だからどうしてそう、賞味期限切れの食料ばかり増やしてくれるのかなあ。


 アニメ『ヒカルの碁』第二十八局「若獅子戦」
 院生編に入って、ヒカルのキャラデザインも随分オトナになった。
 原作の当時の絵柄よりもオトナっぽいくらいで、こうなってくると、ますます川上とも子さんの声とキャラとの絵の乖離が気になる。
 今更、声優を変えるってわけにはいかないだろうから、川上さんにはもちっと演技の幅を広げてほしいもんなんだけど、難しいかなあ。
 若獅子戦、ということで、緒方九段の出番も多くなってくる。
 もちろん、声は『クレしん』の藤原啓治さんなのだが、こちらはいかにもアニメっぽい無理な抑揚をつけず、そうとは気づかせない。う、うまいぞ、藤原さん!
 昨今は新人ばかりのアニメが多いのだけれど、せめてワキにベテラン声優を何人か配置するってこと、してほしいよな。


 DVD『紅の豚』、今日はアメリカ語版で見てみるが、これはもう、英語の不得意な私が聞いても分るヒドイしろもの。ポルコ・ロッソがヤンキーじゃ、カーティスとの差別化がはかれないじゃんかよう。


 マンガ、島本和彦『COMIC BOMBER 吼えろペン』4巻(小学館・560円)。
 サンデーGXの連載の中で、作者ご本人は「浮いてる」と思ってるらしいけれど、でも、一番ページ数もらってる連載(^o^)。もう4巻か。

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04月24日(水)
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