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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■たくさん書いてるけど半日は寝ている(^^)/『ギャラリーフェイク』24巻(細野不二彦)ほか
ガンダムファンとエヴァファンの違いを、前者が「ガンダム世界を精査し充実させる」人たちだったのが、後者は「デザインや設定にばかり関心を集中させていた」人たちに変わって行った、と東氏は書いているらしい。
まあ、そういう人たちも一部にはいるかもしれないが、それがそれぞれの世代の「代表例」のように、東氏が断定して書いていたとしたら、そりゃどうだろうか、と大森氏が疑問を持ったというのも理解できるのである。
大森氏は「キャラ萌え」などは単に「作品評価軸の多様化・細分化」に過ぎないんじゃないかと喝破してるが、その方がすんなりすべての現象を説明できる。単純なことをコムズカシク説明して、いかにもアタマがいいように見せかけるというのはアタマが悪いことの証明なんである。
評論家ってさあ、オリジナルな意見を吐いているようでいて、実はマスコミだの、自分の取巻きだのに迎合した付和雷同的意見を述べさせられてる例って多そうなんだけど、そのわかりやすい例じゃないのかな、東氏の場合は。
庵野秀明監督の次回の「実写」映画、『流星課長』の製作、順調に進んでいるらしいことが伊藤伸平氏のマンガレポートで紹介されている。
アニメ化でなく実写でって考えたのは、アニメにしたってしりあがり寿さんの絵じゃ「萌え」られないと考えたからだろうか(^o^)。
けど主演が「松尾スズキ」ってのもイメージわかんが。
「自動ドアのマリア」が「小日向しえ」って誰だ。ちゃんとケツはデカイのか。「ほほほほほほほ!」と笑ってくれるのか。興味はつきんが絶対ヒットはしないな。まあ、『エヴァ』の余韻はまだ続いているし、まだあと数年はペケ企画を立てても庵野さん、暮らしては行けるだろう。
奥さんにも収入あることだし。
……そういや、どうして「安野モヨコ」だったのかなあ。
やっぱり『フリクリ」で安野モヨコの絵柄パクったあたりから、実は既に関係が進んでいたのか。でも今までウワサのあったみやむーとかセガールのムスメよりも「オタク的」に思えて、なんか納得しちゃうんだよね。だって所詮、声優や俳優って、オタクに消費されるイメージの一つではあっても、オタクそのものじゃないもん。
やっぱり実作者どうしってのがお互いを理解しあえていいかもね……って、だったらあさりよしとおの離婚はどうなるのだろう。片方が同人系っつーか「やおい」だとダメってことか(^_^;)。
毎年恒例の「アニメグランプリ」のとじこみハガキ、もう十年くらい送ってないが(それまでは送ってたんかい)、今年は『オトナ帝国』があるのでちょっと迷っている。
アニメファンったって、統一的な「ガンダム」ブーム、「エヴァ」ブームは過去のものだし、ファンのシュミはもう多様化しちゃってる。
あるアニメのファンが、別のアニメファンを罵倒することなんか日常茶飯事だし、自分もアニオタのくせに、アニオタ男を毛嫌いするような簀巻きにして玄海灘にぶちこみたくなるようなクソ同人女も存在する。
……ハタチを半ばも過ぎてもアニメや特撮が好きなんて言ってるやつはよう、どう転んだってフツーのビジネスマンとかビジネスウーマン、爽やかで優しいスポーツマンとか、夫に尽くすヤマトナデシコなんかとの縁はできねえんだよ。いちいち相手を選んでんじゃねえや、ナニ様のつもりだ。……おっと、話が逸れた(^_^;)。
どうせグランプリは『千と千尋の神隠し』、そうでなくても『最遊記』とか『フルーツバスケット』あたりになるんじゃないかって思うんで、一票投ずるのもアホらしいっちゃアホらしいが、「それでもやはり一票を投じてみたくなる」ファンがいるのかどうか、気になるのである。
要するに、『アニメージュ』のファン層が今どのへんにあるのかがわかるんだよね。けれど、『オトナ帝国』1位が無理でも、せめてベストテンには入ってほしいし、『コメットさん☆』や『サイボーグ009』が上位に行かなかったら、こりゃ本気で「今のアニメファンって、何を見てるんだ?」と言いたくなるのだよ。ああ、この程度の薄いドラマで感動できてしまうくらい、自我がヨワイんだなあって、寂しくなっちゃうのよオジサンは。
『ニュータイプ』3月号。
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02月13日(水)
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