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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■なんかもー、下血とともに生きる毎日ね/『幻竜苑事件』(太田忠司・大塚あきら)/『よみきり▽もの』1巻(竹本泉)ほか
 第一、霧と霞ってどう違うんだよ。
 位置? 高度? 密度?
 靄(もや)との違いは?
 無理なドラマ作りに躍起になっちゃうと、ありふれた設定に堕しちゃって、つまんなくなっちゃうぞ。


 マンガ、竹本泉『よみきり▽もの』1巻(エンターブレイン・756円)。
 えーっと、まず、『おんなじかんじW』。ふたごの性格がどっちも同じで、入れ代わって遊んでるうちに自分たちでもどっちがどっちかわかんなくなっちゃう話。ふたごがかわいい。
 『まんほ〜るのあう』。え〜っと、まんほ〜るの下には「あうの人」がいて、人が見てないと外を覗いてるらしいです。だから、ついうっかりマンホールを踏むと「あう」と言います。都市伝説でホントにありそうだな。
 『あっちの屋根こっちの屋根』。すごく目がいい女の子が校舎の屋上で、向こうの学校の子と手を振り合います。そんだけの話。目がいい人っていいな。
 『わらいの園』。美人だけど、「げひょひょ」とか「だひゃひゃ」とか、ヘンな笑い方をする女の子はホントにいます。ウチのしげは美人じゃないけどツボにハマると既知外のように「きゃはははは」と笑います。
 しかし笑美子ちゃんが見に行った『フライングハイ13』って……。そこまで続くかっ!(続けてくれたら嬉しいけど、もうコメディから撤退してるそうだからなあ、ズッカー兄弟)
 『ゆれる100万ボルト』。忠子ちゃんはメガネを外すと、目が悪いのでウルウル目の色っぽいおねーさんになります。そういう子いるよな。男は自分に気があるのかと勘違いするけど。だから女の子はむやみに男の子に顔を近づけてはいけません。これ、ホント。
 『みちのまんなかに岩』。道の真ん中になぜか岩があります。そんだけ。でもスキだな、こんな話。
 竹本さん、あとがきで「読み切りシリーズだと、しばりがない分楽だ」、と言ってるが、普通の連載でもシバリのない話ばっかり作ってるように思うが。でも面白いから全部ヨシ。

02月06日(水)
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